約 3,907,996 件
https://w.atwiki.jp/srwz2nd/pages/94.html
数字12の鍵 アルファベットAB AT CB EP G H A KLF KMF PP RS ZEUTH ZEXIS あ行アイモ アサキム・ドーウィン アスランは絶対に許さん! エーデル・ベルナル か行キラッ☆ キラキラコンビ グリリバ 黒の英知 黒のカリスマ コングロマリット さ行次元力 システマ 縛りプレイ 借金 少年恋愛団 スーパーロボット大戦L 烙印(スティグマ) スフィア セツコ 全滅プレイ た行寺田誕生日 乳揺れ 特異点 な行にゃ 呪われし放浪者 は行○○ハード ハロ ひっ ブリタニア・ユニオン プロメテウス・エクスペリメント ぽぺ ま行むせる メーザーバリア 眼鏡が割れる(派生語)眼鏡を割る や行やりこみプレイ ら行ランド リアルIRA わ行 数字 12の鍵 アイムが言っている12のスフィアの別名。 OG外伝にも同じような単語が出てきたが、関連性は今のところ不明。 アルファベット AB Ace Bonus(エースボーナス)の略。パイロットが一定数敵を撃墜することでエースマークが付く。 従来は50機撃墜が条件だったが、今作では70機に増えている。 特典として撃墜時の獲得資金が増加する他、今作を含めた一部作品ではパイロット毎に異なったボーナスを取得する。 長所を伸ばすもの、短所を補うもの、特殊スキルを強化するもの、ネタ系なものと効果は様々。 オーラバトラー(Aura Battler)は今作未参戦の『聖戦士ダンバイン』の機体。 AT Armored Trooper(アーマードトルーパー)の略。 『装甲騎兵ボトムズ』に登場する機動兵器群を指す。 CB Custom Bonus(カスタムボーナス)の略。いわゆるフル改造ボーナス。 本作では機体固有のボーナス+お馴染みの任意選択ボーナスをつけることが出来る。 ゲーム内ではカスタムボーナス=機体固有ボーナス、フル改造ボーナス=汎用ボーナスとなっている。 一応ソレスタルビーイング(Celestial Being)の略もCBだが、本作でこの略称は使われていない。 EP Enemy Phase(エネミーフェイズ)の略。敵ターンの意。 G 本作の通貨単位。読みは寺田プロデューサー曰く「ゴング」(JAM Projectが元ネタ)。 ただし、公式設定ではないので「多分ゴールド」とも発言している。 通貨価値は何を基準にして比較するかによって変わるために一概に言えるわけではないが、 100万Gが「宝くじ1等を数回分」「高級マンションが何部屋でも買える」価値であり、 またある人物が1000Gの月給で雇用されていることから判断して、1G=数百円程度と思われる。 ちなみにゲーム中の改造資金の単位が「G」であるかは語られていない。 H A ヒット・アンド・アウェイ(Hit and Away)の略。 移動せず攻撃した場合、攻撃後に移動する事が可能になるスキル。一撃離脱といえばピンと来るはず。 P属性のない長射程ユニットにつけたいとされるスキル。 ゲーム的には離脱よりも進軍をスムーズにするために使われることが多い。 KLF Kraft Light Fighter(クラフト・ライト・ファイター)の略。『交響詩篇エウレカセブン』に登場する人型機動兵器群。 LFO(汎用人型重機)を重装甲化し武装を搭載した軍用のLFOをKLFと呼ぶ。 TV版が参戦した前作では敵一般兵でもKLFが多く登場したが、今作ではイベントを除き一般兵のものは登場しない。 KMF Knight Mare Frame(ナイトメアフレーム)の略。『コードギアス 反逆のルルーシュ』に登場する機動兵器群。 ナイトメアは悪夢を意味する『Nightmare』ではなく、「騎士(Knight)の馬(Mare)」の意である。 PP Player Phase(プレイヤーフェイズ)の略。プレイヤーである自分のターンの意。 Pilot Point(パイロットポイント)の略。パイロット養成で消費する。敵ユニットを撃墜する他、今作では、サブオーダーのトレーニングに参加させることや一部特殊スキルでも獲得できる。 RS レッドショルダーの略称。装甲騎兵ボトムズに登場する特殊部隊。創設者はヨラン・ペールゼン。 正式名称は『ギルガメス宇宙軍第10師団メルキア方面軍第24戦略機甲歩兵団特殊任務班X-1』 (第2次Z内では『メルキア戦略機甲兵団特殊任務班X-1』と略された)で、別名は「吸血部隊」。 ZEUTH 「ゼウス」と読む。前作における自軍のデフォルトネーム。 『Z Emergncy Unionof Terrestrial Human』の略、日本語訳すると地球人類緊急救援連合。 頭のZは不退転の意味を表す(アルファベットの最後の文字=それよりも後がない、背水の陣の心構え)。 命名者はザンボット3の登場人物で、前作にてキング・ビアルに乗ってパイロットとして初参戦した神ファミリーの長老・神北兵左衛門(今作では登場しない)。 様々な要因が重なり、スパロボでは前代未聞の「2つの勢力に仲間割れして同士討ちにまで発展する」という出来事を経験した。 今作では「呪われた放浪者」としてゲスト的に登場する。 前作とは別世界である本作において、ZEUTHの存在やその一部を知っていた者達がいるなど、いくらかの謎が残っている。 ちなみに、ヒーロー戦記の「ゼウス」は『Zet Extraordinary United Space(連邦特別大使)』の略称。 ZEXIS 「ゼクシス」と読む。今作における自軍のデフォルトネーム。 『Z EXtra International Savers』の略、日本語訳すると特別国際救助隊。頭のZは中立(XでもYでもない第三者)を意味している。 命名者は国連平和理事会の長、エルガン・ローディック。 あ行 アイモ 『マクロスF』における楽曲の一つ。作曲・編曲は菅野よう子。バリエーションが多い。 原作では、ランカの幼少から唯一記憶に残っている歌として登場する。また、ブレラもハーモニカでこの曲を奏でているなど、謎の多い曲でもある。 本作においては、螺旋王ロージェノムがニアに歌って聞かせているなど、さらに謎が深まっている。 アサキム・ドーウィン 前作『スーパーロボット大戦Z』において初登場した、人型機動兵器のシュロウガを駆る青年。 自身について「過去に大罪を犯し、死ねない身体となった人間」と発言しており、この状態を「無限獄」と呼んでいる。 彼自身の真意や正体については、未だ明らかでない部分が多い。 『鍵』とかつての自分に近しい存在、アサキムが失った因子を持つ者を探している。 彼には有名なバンプレストオリジナルキャラであるマサキ・アンドーを連想させる数々の設定がちりばめられており、 『Z』での登場当初からその関連性が噂されている。よく指摘される点は下記の通り。 アサキム(ASAKIM)という名前がマサキ(MASAKI)のアナグラム。また、姓のドーウィンはウインド(風:サイバスターの守護精霊)のアナグラムとも、アンドーに似せたネーミングとも指摘される。 声がマサキと同じ人(緑川光氏)。 乗機であるシュロウガの武装がサイバスターのそれと酷似している。 最強技レイ・バスターの演出でアサキムの過去回想と思われる映像が出てくるが、そこにサイバスターとグランゾンが出ている。 またDS版魔装機神の発売前告知において、寺田Pがわざわざ「アサキムは出ない」と明言していることから、 制作サイドが意図的に類似点を持たせていることは間違いないと思われる。 現時点ではマサキのセルフオマージュに止まるもの(いわば、一種のお遊び的な設定)だろうという推測が強いが、 制作サイドからの明確なアナウンスは未だに無く、マサキとの関わりについての真相は未だ謎のままとなっている。 アスランは絶対に許さん! オズマがアスランに言った台詞。ちなみに、他にミシェル、ピエール、ロアビィ、ゲイン、青山、雅人(+桂)が引き合いに出されている。 アスラン自身は他に挙げられたようなナンパ野郎では決してないのだが、原作中4人の女性から思いを寄せられるガンダムシリーズ屈指の女難キャラである。 どういう文脈で飛び出した言葉なのかは推して知るべし。 エーデル・ベルナル 前作『スーパーロボット大戦Z』に登場したキャラクター。 ZEUTHメンバーとエルガン代表との会話シーンで、『法と秩序で世界を救うと言っていた奴』『ウソつきエーデル』と呼ばれていたのは彼女のこと。 ZEUTHと対面した当初は、私利私欲抜きで多元世界の平和のために動いていると思われた聖母のような女性だったが、 裏では他者を完全に見下すエゴイストとして世界は自分が治めるものと決めつけており、その目的のためにZEUTHですら一度は騙され同士討ち寸前にまで到った。 前作の時点で死亡しているため、本作には登場しない。 か行 キラッ☆ 『マクロスF』のヒロイン「ランカ・リー」の代表的な歌『星間飛行』の中に登場する歌詞。 本作以前にバンダイナムコゲームスから発売されたゲーム『Another Century's Episode R』では、 アクションパートで画面いっぱいにカットインが表示され、多くのプレイヤーをイラッ☆とさせた。 今作にはイベントCGがあるのみでプレイに支障をきたすことは無いので一安心。 キラキラコンビ 『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』のキラと『宇宙大帝ゴッドシグマ』のキラケンによる、ダブルキラの組み合わせ。前作『Z』でのネタ。 キラケンからのコンビ結成の誘いに対し、キラは明確な返答はしなかったものの、キラケンも含めた他の仲間達が自分を気遣ってくれたのにうれしかったのか微笑んだ。 今作ではキラケンが最初に声をかけたのがキラであったり、星間飛行を聞いたときにキラが真っ先にキラケンの名前を挙げたりと妙に絡みが多く、キラとしても満更ではないのかもしれない。 グリリバ 本作で『新機動戦記ガンダムW』のヒイロ・ユイとバンプレストオリジナルのアサキム・ドーウィンの声を担当した声優、緑川光氏の通称。 元は学生時代のあだ名で、緑川光→グリーンリバーライト→グリリバ ということらしい。 声優であること以上に熱狂的なスパロボファン(と言うより廃人クラスのヘヴィゲーマー)であることがよくネタにされる。 頼みもしないのに、仮に自分や演じるキャラクターが出演していなくとも、毎回スパロボの開発現場を訪問したりテストプレイを申し出ているらしい。 また、ウイングガンダム系列を『俺のガンダム』として溺愛しており、ヒイロとウイングにすべての資金、PPを注ぎ込むことでも有名である。 こういった影響により、『ウイングガンダム系列機が性能はどうあれ演出面で毎回破格の待遇を受けているのはグリリバに配慮しているから』とまことしやかに囁かれている。 一応「一声優にそんな権限があるわけない」と公式の発言で否定しているが。 今作においても発売から1週間でクリアし、ヒイロの撃墜数が400以上とのこと(続けて主人公とカレンがTOP3)。 『ガンダムW』が続投、『コードギアス』も氏が演じるキャラが登場する『R2』に移行する次作でも、氏はやってくれることは間違いないであろう。 黒の英知 作中ではズール皇帝が既にそれを知っており、後にDr.ヘルにもたらした「何か」。Dr.ヘルはその知識を元にバードス島に眠っているそれを開こうとしていた。 また、エルガンも知っていたらしく、リボンズがその単語を聞き出して詳細を知ろうとしている「何か」でもある。 ズール皇帝やロージェノムは「終わりを知るものの一人」であり、ズール皇帝が様々なことを知っていることが戦闘前台詞からうかがえる。 その中にZEUTHに関する知識が一部含まれ、前作における「黒歴史」の知識と重なる部分があり、関連性が疑われている。 黒のカリスマ 前作『スーパーロボット大戦Z』に登場した人物。黒い仮面を被っており、その正体は最終話になるまで不明であった。 多くの人が依存しているUNと呼ばれるネット世界(たまにネット掲示板と勘違いしている人がいるがそれは間違い)と現実の両方において、 多元世界の混乱に拍車をかけるかのような言動と行動で世界を引っかき回したため、ZEUTHのメンバーにとっては深い因縁のある相手。 前作ZEUTHの面々が黒い仮面を被っているゼロを当初警戒していたのはこいつのせい。 コングロマリット 他の企業の買収などによって、全く異なる業種に多数参入し企業グループとする企業形態の一つ。経営形態としては財閥に近い。 WLFが考えもなしに大口のスポンサーであるはずのアクシオンのラボを襲撃しようとしたり、 トライアがクロウにわざわざアクシオンのメイン事業を説明しようとしているあたり、 どうやら一般的なイメージは「アクシオン財団≒軍需産業」というわけではなく、さまざまな業界に経営の手を広げているようだ。 さ行 次元力 ジ・エーデルが解析を試み、アサキムが追い続けている未知なるエネルギー。 「オリジン・ロー」「源理の力」「大いなる力」などとも呼ばれている。スフィアは次元力に干渉することができる。 本作とは別の世界にあるインサラウムでもこの力の解析をしていたが、解析中に突如次元の狭間が発生し、 中から現れたガイオウにインサラウムごと世界を滅ぼされた。 アークセイバーの機体はこの力を動力源にしている。 システマ ロシアの軍格闘術。創作ではなく実在する武術である。 ブリタニア人のクロウがこれを会得していたのは過去に関連しているのだろう。 縛りプレイ ゲームの楽しみ方の一つ。攻略する際に何らかの制限をかけるプレイ方法のこと。 スパロボでは精神コマンドの使用や改造の禁止といった腕試し的なものや、女性パイロットや戦闘機のみ使用といった趣味的なもの等がある。 借金 今作の裏テーマ。主人公クロウが父親の借金を肩代わりしたことがそもそものストーリーの始まりとなっている。 そのため彼が貧乏かつドケチキャラになってしまった。その割に強運+ABで獲得資金が常時1.8倍になる。稼ぐ気マンマンということだろう。 査定のたびに残り借金額が表示されるため、早くゼロにすることが出来れば何かしら隠し要素があるのでは?という深読みが発生した。 少年恋愛団 前作ネタのひとつで、ガロード、ゲイナー、レントン(TV版)のこと。名付け親はゲインである。 元ネタはガロードの中の人つながりから「名探偵コナン」の「少年探偵団」。 恋愛対象はそれぞれティファ、サラ、エウレカ。 今作のレントン(劇場版)に対し、ガロードやゲイナーがよく絡んでいたのはこのつながりか。 ただし、今作ではルート分岐の関係上、レントンと絡む時間はゲイナーのほうが圧倒的に長い。 スーパーロボット大戦L 『第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇』の1つ前のスパロボシリーズ作品にして2010年11月25日に発売をしたニンテンドーDSの第7作目にして最後のスパロボシリーズの1作。『破界篇』で2回目の参戦を果たした『獣装機攻ダンクーガノヴァ』と『マクロスF』のスパロボシリーズの初参戦作品であり、2作品共共に初参戦作品の『L』から『破界篇』で約5ヶ月間も待たずにして早くも2回目の最速参戦と言う話題を呼んだ。 烙印(スティグマ) 太極に対し、大罪(アイム曰く「禁忌に触れた罪」)を犯したものに刻まれるもの。 目に見えるものなのかは不明だが、呪われし放浪者となったものにはほぼ必ず刻まれているといっていい。 また、烙印にも強弱が存在するらしく、前作で2度(時空振動弾とブレイク・ザ・ワールド)も大時空振動の中心に居合わせた桂のそれは「特に強い」とアサキムに評されている。 なお、今作における一件により、その時のZEXISのメンバーにも刻まれたことがアイムの台詞から示唆されている。 スフィア Zシリーズを象徴するキーワードの一つ。全部で十二存在し、各並行世界に一つずつしか存在しない。全てを集めることで「大極」と呼ばれる存在へ至ることが可能らしい。 現在登場しているキャラクターで、最も詳細を把握している人物はアサキムただ一人。 各種スフィアの名称は十二星座をモチーフにしている(「傷だらけの獅子」=しし座、「悲しみの乙女」=おとめ座、「揺れる天秤」=てんびん座など)。 スフィアの覚醒が進むにつれ、スフィアが象徴する属性に染まっていくようになる。 (傷だらけの獅子:激痛で傷だらけ、悲しみの乙女:徐々に感覚を失い、悲しみに包まれていく、偽りの黒羊:正しいこと=意味のあることが言えなくなる) 基本的にそれぞれが搭乗する機体に搭載されているシステムのようで、今作ではブラスタの動力源であるVX、アリエティスに搭載されている事が判明。 前作においても、セツコとランドがそれぞれ搭乗する機体の動力源、もしくは武装に搭載されていた。 なお、ロージェノムやムーンWILL、ズール皇帝の話が真実であるならば、昔は一つの「何か」であり、それが12の欠片(=スフィア)と幾多の英知に砕かれたとの事。 ガイオウ様によるとソルの記憶らしい。 アサキムのキャラ説明によるとスフィアとは太極の意思の欠片らしい。 セツコ フルネームはセツコ・オハラ。前作『スーパーロボット大戦Z』の主人公の一人。 『悲しみの乙女のスフィア』の所持者。今作では名前のみの出演。 SRWオリジナルキャラクターでも屈指の不幸主人公と称される。 ちなみにあまり知られていないが、「セツコ」の名前の元ネタは火○るの墓から(寺田イベントでの発言より)。 前作では仮面の男アランに大いなる力の御使いと言われていた。 全滅プレイ スパロボではゲームオーバーになると、そのステージで手に入れた資金と経験値を持ったままそのステージをやり直せる。 いわゆる一種の「詰み」から脱出させるための仕様である。一度でも全滅プレイを行うとそのシナリオではSRポイントが取れなくなる。 これを逆手に利用し、大量に資金を稼いだ後わざとゲームオーバーになることを指す。 本作で主に犠牲になるのはゴッドマーズ(ガイヤー)の反陽子爆弾である。 た行 寺田誕生日 プロデューサーである寺田氏の誕生日である11/11、B型のこと。 主人公の誕生日と血液型によって精神コマンドが変化するスパロボでは、寺田誕生日は特殊な精神を覚えることが多い。 昔はバランスブレイカー級の凶悪なコマンドをいくつも覚えることが多かった。 近年の作品では初期状態で消費10の感応を習得済みなど、派手さはないが使い勝手の良いラインナップになっている。 乳揺れ スパロボの定番。戦闘デモにおけるカットインで女性の胸が揺れる現象。本作も揺れるが、過去のシリーズに比べると揺れるキャラは少なめ。 一部では『α外伝』のエニル・エル(『機動新世紀ガンダムX』)が初と言われているが、実際にはこの時点では揺れていない。 しかしその胸部を極端に強調したカットインは大反響を呼び、『第2次α』にてバンプレストオリジナルキャラである クスハ・ミズハおよびゼオラ・シュバイツァーで実際に揺れるようになった。 現在の方向性としては、α・Z・無限のフロンティアといったシリーズ化された作品は版権キャラも揺れ、 その他の単発シリーズ・携帯機シリーズ(本作を除く)ではオリジナルキャラのみが揺れることになっているようだ。 一時期エスカレートした事もあるが、現在はこれが売りである無限のフロンティアシリーズを除けば控えめになってきている。 マルグリットですら全盛期のオリジナルキャラには及ばないと言えば凄まじさが判ろうというもの。 本作がCEROレーティングBとなる根拠は「セクシャル」。揺れなければ全年齢対象になる可能性がある。 特異点 本来の意味は、ある基準において、その基準が適用できない点を指す。 Zシリーズにおいては、オーガスの設定のそれに準じたものに近い。 前作においては原作どおり桂、オルソンが特異点になっていた他、セカンド・ブレイクにより当時のZEUTH全体が特異点となってしまった。 そのセカンド・ブレイクより後に合流したメンバーもいるが、そのメンバーも時空修復の過程で特異点になった可能性が本作で語られている。 な行 にゃ エスターが驚いたときに出す口癖。 呪われし放浪者 大罪を犯したがために、平行世界をさまよう運命を背負うことになった者たちのことを指す。「罪人」と呼ばれることも。 前作ではアサキム、不動GENが該当。本作では新たに獣戦機隊やエルガンも該当するほか、 ZEUTHの一部のメンバーも、前作の出来事の後、時空転移により該当することとなってしまった。 原作の時点で不老不死が明言されていたC.C.も、今作ではこの中に該当する。 アサキム曰く、元の出身世界が存在していたとしても、放浪者にとっては「無いのと同じ」らしい。 は行 ○○ハード シナリオの都合上で、倒してもそのステージ中で無限復活するタイプの中ボスを、ひたすらフルボッコにし続けて資金・経験値を稼ぐこと。 ○○には被害に遭う中ボス敵パイロットの名前が入る。 本作で該当するのはエリア11ルート6話のスザク、裏部隊ルート18話の???(エイーダ)など。 名称の由来は某ヒロインピンチ系18禁同人誌シリーズ。 スパロボにおいて最初に使用されるようになったのはWのアリア・アドヴァンスとされる。 ハロ ガンダムシリーズおなじみのマスコット。アムロの印税の源。 スパロボでは毎回非常に強力な強化パーツで出現する。本作では久しぶりにサブパイロットでも登場。 本作の設定上CBがサポートを目的として数機所有しているだけのはずだが、 ストーリー上一番最初に手に入るハロを持っているのは何故かオリジナルテロリスト。 ひっ シオニーちゃんが怯える時に発する言葉。「ひ…」とも。 ブリタニア・ユニオン ロボット作品のクロスオーバー作品のオリジナルの勢力。人革連、AEUと共に本作の三大陣営の一つを形成している。 元ネタは『コードギアス 反逆のルルーシュ』の「神聖ブリタニア帝国」と『機動戦士ガンダム00』の「ユニオン」となっている。 共にアメリカ大陸に存在する組織であるため今回は統合されており、一部の00キャラは今作ではブリタニア国民である。 プロメテウス・エクスペリメント 作中で、ドーハの悲劇やプロジェクト・ウズメのような、「次元の扉を開き、膨大なエネルギーを取り出す」ための実験であったとされている。 過去にクロウが関わっていたらしいが、詳細は不明。 プロメテウスとは、ギリシャ神話に登場する神の一人。人間に火をはじめさまざまな叡智を授けたが、その行いがゼウスの怒りに触れ、磔にされてしまった。 ぽぺ オレンジことジェレミア卿が紅蓮弐式に撃墜された時に放った言葉。 今作でもしっかりと再現されている。 ま行 むせる ボトムズのOPテーマ「炎のさだめ」の歌詞「ほのおのにおい しみついて むせる」から。 OPでは、炎をバックにしたキリコのシルエットに、「むせる」の字幕のみが表示されており非常にインパクトが強い。 ネット上の到るところで、ボトムズを語ろうとすると「むせる」というコメントが付くのが半ばお約束と化している。 なお、元々の意味は 飲食物や煙が気管にはいるなどして、息苦しくなったりせきこんだりすること 悲しみなどのために胸がふさがること つまり 炎=煙が気管に入って(1の意味で)むせる しみついた炎の臭いで戦争の記憶が思い出され(2の意味で)むせる となると思われる。 メーザーバリア 簡単に言うとマイクロ波のバリア。マイクロ波は現実に電子レンジなどで使われている。 眼鏡が割れる マクロスFのミシェルが死亡すること。由来は原作における死亡時の描写から。 初出は某巨大掲示板にて「クランといちゃつきやがって、ミシェル死ね」というレスに対して 「でもミシェル死んだらクラン悲しむよ」というレスが付き、 最終的には「じゃあ死ななくてもいいけど、その代わりせめてメガネ割れろ」と落ち着いたところ、 あろうことかメガネが割れた上に死んだ為、ネタとして定着したものとされている。 なお、今作では『マクロスF』のシナリオがミシェル死亡まで進まないため眼鏡は割れない。 (派生語)眼鏡を割る 上記からの派生語で、スパロボの独自用語。 ミシェルを生存させるif展開がある場合に、それをあえて無視して原作どおりにミシェルを殺すことを意味する。 マクロスFがスパロボに初登場した『スーパーロボット大戦L』では、ミシェル生存フラグを立てると他のフラグを立てられるルートを通れなかったり、 ミシェルが死んだ場合ロリ状態のクランを使えたりと、彼が生き残らない方が魅力的な展開に感じるプレイヤーも多かったため、 敢えて生存フラグを立てずミシェルを死なせるプレイヤーが続出した。 また、生き残らせる場合でも生存条件が「特定のマップで規定数以上の撃墜数増加」というもので、 ミシェルの撃墜数がカンストすると生存条件の撃墜数をカウントしてもらえなくなるという仕様から、 「愛を注ぎ込むほど早く無条件で眼鏡が割れてしまう」というネタ性も拍車をかけた。 や行 やりこみプレイ 通常のプレイでは到底達成不能なことに挑戦し、無理矢理達成してしまうプレイングのこと。 第10話(宇宙ルート)前半の敵機全機撃墜、第22話の???撃墜、第29話のグレートアクシオン撃墜、第30話のマルグリット撃墜などがある。 過去作では達成した場合、特殊台詞があったり強化パーツがもらえたりしたこともあったが今作は特に無し。残念。 ら行 ランド フルネーム、ランド・トラビス。前作『スーパーロボット大戦Z』の主人公の一人。名前のみの出演。 『傷だらけの獅子のスフィア』の所持者である、メール・ビーターの保護者兼パートナー。 サムズアップ+ウインクのスマイル、通称『ヒートスマイル』が特技の、暑苦しい男。アナ姫曰く、可愛い笑顔らしい。 本来はメカニックが本職であり、『ザ・ヒート』を自称しているが、『ザ・クラッシャー』と呼ばれると怒る。 ちなみに、傷だらけの獅子のスフィアは元々はランドの搭乗機・ガンレオンに搭載されていたが、とある事情でメールの体に融合した。 リアルIRA 現実世界におけるリアルIRAは以下のリンクを参照のこと。 http //ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%ABIRA 『機動戦士ガンダム00』においてはソレスタルビーイングが潰した国際テロ組織の一つ。 原作では第3話にソレスタルビーイングの介入により凍結宣言を出すまでに追い込まれた。 本作においてはいつの間にか潰していたらしく、またガンズ・イスト等、その残党がWLFに参加している。 同様にラ・イデンラも同じ扱いとなっている(ゲーム中はラ・インデラと誤植)。 わ行
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/370.html
スーパーロボット大戦IMPACT 【すーぱーろぼっとたいせん いんぱくと】 ジャンル シミュレーションRPG 対応機種 プレイステーション2 発売元 バンプレスト 開発元 トーセ 発売日 2002年3月28日 定価 通常版 7,980円限定版 9,980円 レーティング CERO 全年齢対象 ※Best版より記載 廉価版 PlayStation 2 the Best 2003年7月3日/4,200円 判定 なし ポイント キョウスケ、エクセレンの出世作とにかく長くテンポが悪い初心者向けを公言しつつも、実際は高難易度 スーパーロボット大戦シリーズ 概要 参戦作品 ゲームシステム 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 PS2初の『スーパーロボット大戦』で、内容はワンダースワンで発売された『スーパーロボット大戦COMPACT2(以下C2)』三部作のリメイク作品。 三部作の統合に加え、『機動武闘伝Gガンダム』や据え置き初参戦である『機動戦艦ナデシコ』を追加。その他にも様々な要素が追加・修正されている。 統合・参戦作品追加にあたってストーリーを練り直し、『F/F完結編』同様、ほぼ新作と呼べる内容になっている。 また、システムはスーパーロボット大戦α外伝のものを主に継承している。 地上を舞台とした第1部「地上激動編」、同時間軸の宇宙の様子を描く第2部「宇宙激震編」、そして地上と宇宙の部隊が合流する第3部「銀河決戦編」といった流れになっている。 1部と2部は時間軸的には同時進行しているので、地上での行動が宇宙に影響を及ぼす事もある。(*1) 「初心者向けのバランス調整」を売り文句としているが、実際にはかなりの歯応えある高難易度に仕上がっている。 参戦作品 + 参戦作品一覧(バンプレストオリジナルは除く) 参戦済み 機動戦士ガンダム(劇場版・機体のみ) MSV(機体のみ) 機動戦士ガンダム 第08MS小隊 機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争 機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY 機動戦士Ζガンダム Ζ-MSV(機体のみ) M-MSV(機体のみ) 機動戦士ガンダムΖΖ 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア CCA-MSV(機体のみ) 機動戦士ガンダムF91 機動武闘伝Gガンダム 機動戦艦ナデシコ 聖戦士ダンバイン 忍者戦士飛影 マジンガーZ グレートマジンガー UFOロボ グレンダイザー ゲッターロボ ゲッターロボG 真・ゲッターロボ(原作漫画版) 超電磁ロボ コン・バトラーV 無敵鋼人ダイターン3 無敵超人ザンボット3 勇者ライディーン 超獣機神ダンクーガ 超獣機神ダンクーガ GOD BLESS DANCOUGAR 超獣機神ダンクーガ ~白熱の終章~ 破邪大星ダンガイオー マシンロボ クロノスの大逆襲 ゲームシステム 『C2』で特徴的だったシステムはほぼそのまま採用されている。 本作では「シーン」という形で数話が一まとめになっており、シーンのうち任意で攻略する順番を選べる「フリーオーダーシナリオ」。攻略する順番によって展開が多少変化する事もある。 マップをクリアしたときに、キャラに特殊技能を覚えさせられる「スキルコーディネイト」。クリアするターン数が早いほど強力な特殊技能が手に入る。 唯一削除されたのはワンダースワンの本体機能を使っていた「パーソナルデータテーブル」。登録された生年月日や名前によって各キャラの精神コマンドのパターンや主人公の能力値が大きく変わるというものだった。 『C2』で初登場し、『α外伝』や『A』でも導入され定番となってきた「援護」システム(*2)。本作では「同時援護攻撃」「戦艦援護」など援護に関係する新システムが多い。 援護攻撃する際に援護されるキャラが特殊技能「統率」を持っていると同時援護攻撃となり、相手からの反撃を受けるまでに2人分の攻撃を与える事が出来る上、必ずクリティカルが発生する。 戦艦援護は、1つのマップで1艦につき5回まで、戦闘に出撃してないユニットに戦艦の援護をさせる事ができる。出撃していないものの中からランダムで選出され、呼び出された機体はそのマップ中は再び戦艦援護で呼び出される事はない。 なお、ナデシコは戦艦援護を使用することができない。これはナデシコが高性能な武器とバリアを持っている事に加えて5人分の精神コマンドを使えることに因る他の戦艦とのバランス取りと思われる。 この他、『α』『α外伝』の熟練度、『64』『A』の合体攻撃など、過去の作品で好評だったシステムを取り入れている。 熟練度の数によって難易度はノーマル・ハードの二段階に変化し、最終話をクリアした時に難易度がハードの場合、2話ある隠しステージをプレイすることができる。 評価点 高難度ながらも練られたバランス 本作は概要で述べた通り、初心者向けを謳いつつ実際には高難度に調整されている しかし理不尽な難しさはなく、難しいなりにゲームバランスは極めて良好。無理に撤退ボスを倒そうとしたり、熟練度を獲得しようとしなければ、難易度は元となるCOMPACT2とそこまで変わらない。 位置取り・スーパー系の援護防御・リアル系の削り・支援機の修理や補給・援護攻撃を絡めてのトドメ・地形効果など、それらを活用したステージ攻略は実に面白い。 適度に改造して敵陣に突っ込ますだけでクリアできてしまう事が多かった当時のスパロボ(主にαシリーズ)と違い、知恵と工夫を凝らして突破する戦略性の高いバランスに調整されており、当時のスパロボから無くなりつつあった「シミュレーションRPGとしての戦略性」は、古参のスパロボユーザーからは非常に評価が高い。 バランスブレイカーと呼ばれるようなユニットも存在せず、マップ兵器の性能も全体的に抑え気味で、どの強力なユニットも「F91=高性能だが燃費が悪い」「飛影=回避力は高いが攻撃力が低い」「ライディーン=爆発力はないが援護に向く」等、何かしらの欠点・特色を持っており、作り込みの高さが窺える。 バイカンフーやゴッドガンダムは攻略本で強すぎと評されているが実際はそれほどでもなく、本作は単機でクリアなどは殆ど不可能なくらいのバランスになっている。 『C2』は『F/F完結編』程ではないにせよリアル偏重のバランスだったが、それも解消されている。 NTや聖戦士などの命中・回避率補正が押さえ目になり、計算式自体も変わったので格差はかなり解消されている。 過去作では、装甲に頼るようなユニットがあっさり撃墜されるという事も頻発していたが、本作ではかなり耐えることができる。 1部と2部では敵のAIの思考が「最も近くにいる敵を優先して狙う」という単純なものなので、一応の初心者救済措置はとられている。 ステータス画面で、気力の上昇に影響する「性格」を確認できる。これを参照することで、先に気力が上がる前に倒す、という戦術を前もって取れるようになった。 ユニットの活用 『α外伝』同様、以前のスパロボでは使い物にならなかったユニットやパイロットも、運用次第では十分役に立つように調整されている。 例えばザクとバーニィ。確かにザクは性能が低いが改造段階と強化パーツスロットが多く、改造とパーツ次第ではそれなりに戦えるようになっている。特に強化パーツ「V-UPユニット」との相性が良い。バーニィは初期能力値こそ低いが、獲得資金が増える特殊技能「強運」を持ち、強力な精神コマンドの「奇襲」を最初から覚えているので、ボスキラーとして大活躍する。 バーニィに限らずシロー・バニング・ノリスといったガンダム系のオールドタイプ(=非ニュータイプキャラ)は「統率」「高レベルの援護攻撃」「精神コマンド『魂』」といった優秀な能力を持っており、ニュータイプ勢に勝るとも劣らないほどの好待遇を受けている。 改造段階の調整が絶妙。 テキサスマックやコアブースター等、フル改造するとその作品の主役機と同等、もしくはそれ以上に使い易くなるユニットも多数存在する。 例えばボチューンは、フル改造するとビルバインより攻撃力が高くなる。かといってビルバインが弱い訳ではなく、機体性能や使い勝手はボチューンよりも遥かに高い。このようにしっかりとバランス調整がされている乗り換え区分もある。全体で見ると「遠距離攻撃の燃費の良い脇役ユニット」の使い勝手が非常に良い。 ただこれらの要素のおかげか、攻略サイトや特定攻略本の機体解説の殆どが「改造段階が高い=最強、改造段階が低い=最弱」「フル改造してボーナスで~」といった具合に、フル改造前提な書き方になっている。言うまでもないが、改造段階が高いという事はそれだけ資金が掛かるという事を忘れてはならない。(*3) また、先述のビルバインとボチューンの例のように、攻撃力は上回っていても機体性能で勝てない場合が殆どである。いくら初代ガンダムに資金を注ぎ込んだところで、νガンダムやガンダムF91の圧倒的な機体性能には勝てないのである。 更に言えば、本作は普通に進めると獲得資金増加の精神コマンドを持ってるパイロットが少なく簡単に資金が溜まらない。 とはいうものの、本作は全滅プレイのデメリット(*4)が無く、「V-UPユニット」という強化パーツスロットが多いユニットほど性能が向上する強化パーツが存在するので逆転現象を起こしやすい。 豊富な隠し要素 序盤から終盤まで掛かるフラグも複数ある。自力で全部見つけるのは至難の業。 『C2』では二者択一だったプルとプルツーは両方仲間に出来るよう変更された。 Xエステバリス改との選択で手に入るZIIの性能がMS最強レベル。 Xエステバリスも性能的に運用が難しく決して強力な機体とは言えないが、MAP兵器による削りや幸運持ちを乗せての稼ぎ役などの運用も可能。 戦闘アニメ関連 戦闘アニメは新規に作られたアニメはぐりぐりと動き出来が良い。 『α』に登場した作品も、F91やダンバインなど、一部のユニットはほぼ別物と言っていいほどに追加・修正されている。使い回されているアニメもエフェクトの強化などが一応図られている。 特にバイカンフーの必殺技・ゴッドハンドスマッシュは一見の価値あり。パイロットであるロム役の井上和彦氏の演技も素晴らしく、台詞パターンもやたらと多い。 『ダンクーガ』の場合、『α』からの流用と本作での新規描き下ろしが混在しているため、それぞれのグラフィックの見栄えが大きく異なってしまった。その埋め合わせか、ダンクーガにも鉄拳やアグレッシブビーストといった『α』になかった新技が追加されている。このうち追加された鉄拳のアニメはある意味必見かもしれない。 また、『EX』以来のMAP兵器の戦闘アニメが復活。百式シリーズやZZガンダムのMAP兵器アニメはなかなか見応えがある。デモをOFFにすることができないのが少々残念。 新システムの同時援護攻撃では画面の上下で同時に戦闘アニメが展開され、組み合わせ次第では非常に壮観な演出となる。 BGMはPS2初期という事もあって高音質とは言い難いが、『グレートマジンガー』の「勇者はマジンガー」、『ライディーン』の「神と悪魔」、『0083』の「BACK TO PARADISE」(*5)、『ダンクーガ』の「愛は奇跡(ミラクル)」等のコアな選曲、『飛影』の「LOVEサバイバー」などのアレンジ面のクオリティについても評価は高い。また、『逆襲のシャア』のエンディングテーマ「BEYOND THE TIME」がスパロボシリーズで初めて採用された。 全曲にわたってかなり大胆なアレンジが施されているため、好みが分かれるところはある(後述)が、いずれも高い質でまとめられている。 UCガンダム系の一部キャラは、リ・ガズィ+アムロ、Zガンダム+ジュドー、クィン・マンサ+プルツー等、特定の機体との組み合わせで専用台詞を言うようになった。特にZII+カミーユとの組み合わせで専用台詞が発生するのは誰もが意外に思った事だろう。 その他 音声の収録 『ナデシコ』に加え、『08小隊』『飛影』『マシンロボ』『ダンガイオー』も音声付きスパロボ初参戦である(『08小隊』はCMでネタにされた)。 『ザンボット3』はシリーズで初めて一部キャラに音声が付いた『第4次S』にも参戦していたが、都合上ボイス無しだった。本作では神勝平(坂本千夏氏)と神江宇宙太(神奈延年氏)に代役を当てている。 『グレンダイザー』も『コンプリートボックス』以来の音声付作品参戦となったが、デューク・フリードの代役が堀内賢雄氏から山寺宏一氏に変更されている。 勝平とデュークの代役は以降のシリーズも同じ声優が担当するようになった。宇宙太は本作と『AP』では神奈氏、『Z』以降は原作の中盤で代役を務めた古川登志夫氏が担当している。 印象的なDVEが豊富。また、各作品それぞれにちゃんと見せ場がある。 ロム兄さんのDVE「待てぇい!」「人それを、○○という!」「お前達に名乗る名前はないっ!(*6)」はブームを起こした。他作品キャラもお約束に則った反応を見せてくれるだけでなく、ごく一部はオリジナルのボイスまで付いているという気合の入れようである。 登場の仕方も「ナデシコのディストーションフィールドの上にいる」等、多くのプレイヤーの驚きと笑いを誘った。 シナリオ 長い話数だけの事はあってシナリオは練られており評価は高い。追加参戦の『ナデシコ』『Gガンダム』のシナリオも違和感無く溶け込ませてある。テキスト量自体も『C2』から大幅に増えている。 『Gガンダム』はシナリオの都合上登場キャラクターが最小限に抑えられており、新シャッフル同盟の面々が未登場、敵キャラクターも『新スパ』や『F/F完結編』に比べて少ない等の点で批判はあったものの、飛影とシュバルツ・ブルーダーの忍者同士の絡みなど、スパロボのifを存分に発揮したシナリオは好評。 オリジナル勢 後に『OGシリーズ』で主役を張り、有数の主軸キャラとなった主人公キョウスケ&エクセレンの出世作でもある(*7)。人気の高まりを受けて、『第2次α』では主人公として本作の主人公2人のセルフオマージュ的なキャラも登場した。 また、キョウスケの一番の特徴として挙げられる”ギャンブル好き”の設定も実は今作で初めて追加されたものだったりする。『C2』ではこれといった特徴が無く、非常に地味な男であった。 機体の能力は『C2』に比べて上方修正され、パイロット能力も味方内で上位に位置する。『C2』でもそうであったが、本作の主人公機は援護に向いた性能であり、エクセレンは1ターンに最大7回もの援護攻撃が可能。全体的な攻撃力の低さをカバーする鍵となる。 本作で新規に追加された敵側の幹部格キャラクター「アルフィミィ」も人気が高い。 美少女キャラクターでありながら乗機は鬼をモチーフにしておりMAP兵器をぶちかましたりドスで機体を突き刺してグリグリしてくるというそのギャップでユーザーに強烈な印象を与えた。 登場当初こそ雰囲気を損ねるとの意見もあったものの次第に受け入れられ、OGシリーズやその派生の無限のフロンティアにまで出るほどの人気を獲得した。 賛否両論点 空前絶後の大ボリューム 本作は総ステージ数が105。そのうちエンディングを見るには全99話(隠しステージを通った場合は全101話)をクリアする必要がある。(*8)これはシミュレーションRPG全体からみても凄まじいボリュームといえる。 『C2』とは異なり「第2部または第3部からプレイする」といった事ができず、エンディングを見るためには、第1部から通してプレイする必要がある。 問題点にあるテンポの悪さも相俟って、スパロボ馴れしたプレイヤーでもプレイ時間は1周150時間を超える。これには「たっぷり楽しめる」「長くてダレる」と好みが分かれる。 初心者向けとは思えぬシビアなゲームバランス 発売前は「初心者向け」と謳われていたが、その内容は「初心者向け」とは到底言えない高難度バランスである。 プロデューサーの寺田貴信氏は本作に限らず、『スパロボ』の新作開発インタビューで毎回「初心者でも遊べる」と言ってはいるが…。 実は1話から難しい ステージは殆どが“水”であるにも拘らずこちらにはゲッター3を始めとした水中に適応した機体が1機も居らず、そのくせ敵の9機中4機が水中用MSのゴッグであり、その4機すべてが自軍に近い位置を挟むように配置されている。そのため後回しにすることは難しく、かといってまともにやりあうとそいつらにダメージは殆ど通らず逆に蹂躙されまず勝てない。 獣戦機隊基地はダムでカモフラージュされているのでシチュエーション的には間違っていないのだが、ゲームとして適切かというと疑問符がつく。地形適応による補正がもっと低ければ難度も下がったのだが…。 実際のところは、熟練度にさえこだわらなければ高難易度と言えるステージは限定されており、敵が硬いことや演出の遅さによるプレイ時間の長時間化が辛いという意見も多い。 例外中の例外として、「ディラド突入編」の最終話である「白熱の終章」は、機体やパイロットの育成次第では経験者でも詰む危険性がある。 総じて全体的に攻撃力が低く、HPはその逆(*9)というバランス取りであり、敵も味方もユニットが落ち難い。様々なシステムや戦略で打破していかないと、攻略は厳しい。 このため、入念な改造を施さないと「雑魚敵を一撃で撃破」なんて事はできない。例えば原作のやられメカであるミニフォーさえ結構タフ(*10)。 ボスとの戦闘も、本作は精神コマンド「熱血」の効果が従来より低い「ダメージ1.5倍」に変更(*11)されており、ボスによってはHPが低くなるほど防御力が高くなる特殊技能「底力」の存在もあって、大ダメージで爽快に撃破ということはかなり難しい。そのこともあってか、本作は「熱血」「魂」とクリティカルの併用が可能になっている。 シリーズを通しての傾向である「後半からようやく登場する機体が非常に強力」(今までで言う試作2号機、真・ゲッター、イデオン、ガンバスター、SRX。のちに登場するゼオライマーなど)といった傾向も前述のとおりそれほどでもない。バランスこそ保たれたものの、従来通りの「後半ならではの超破壊力」を期待したプレイヤーには若干物足りない点にもなっている。 代用要素の一つが強化パーツ「V-UPユニット」なのだが、それで強くなり、熟練者に後半機体並みの評価をされている筆頭がブルーガーとコアブースター(*12)なのは「様々なユニットに利点がある」というレベルを通り越しているのでは…という見方もある。 MAP兵器でのごり押しも、今作は高範囲→火力が低い、高火力→範囲が狭いと、殆どが何かしらの欠点を抱えているため難しい。 『C2』では主軸にもできたマイクロミサイルの火力が壊滅的になった試作3号機や、『α外伝』の18マスから8マスの異常な狭さに格下げされたZZはその最たるもの。そんな中でも空魔がいずれのバランスも良いが、終盤に2枠使うことでようやく自由に使えるようになるなど、ハードルは高めに設定されている。MAP兵器の連発を補助する精神コマンド『補給』の効果も気力-15(*13)と、スパロボ全作品中デメリットが最多である。 擁護すると、MAP兵器は一度に複数の敵を一切反撃させずに攻撃出来る上熱血や幸運といった精神コマンドの効果も実質数倍になる破格の性能の武器である為、ある程度自重されるのも当然の武装ではある。他作品では強力であるがゆえにMAP兵器持ちが揃ってくると「いかにMAP兵器の射程内に敵を誘い込むか」に終始してしまうプレイにもなってしまいやすく(*14)、まとめて倒す爽快感がないという欠点もあるが、一概に以前のバランスがいいとも言い切れないところ。 難易度の向上を見越して、本作は回復系・支援系精神コマンドの消費SPが少なめとなっている。 他作品では消費SPが多く使い辛かった「愛」が、本作では比較的低い消費SP60になっており、そこそこ気軽に使えるようにされた(*15)。よく使う「根性」も僅か15。また、「かく乱(1ターンの間、敵の命中率が半分)」も消費SPが40と非常に少なく、かく乱要員を用意しておけば終盤がかなり楽になる。 攻撃力が低いのは敵も同様のため、HPを改造して上記の精神コマンドで回復し、敵のザコを少しずつ落として面で競り勝つ……という普段と異なるプレイングや位置取りが要求される。 従来のシリーズにありがちな「敵ボスの攻撃を喰らうと即死するのでひらめきが必須」という事もなく、終盤でもある程度は耐えられる。 『C2』からの隠し要素の変更 サーバインやフルアーマーガンダム等の『C2』から削られた隠し要素がある。 その代わりキュベレイなどの敵ユニットやコアブースター・FA百式改などが追加されている。 主に『α』『α外伝』に登場していないユニットが削られ、『α』『α外伝』に登場したユニットが追加されたので、恐らくはグラフィック流用の都合だろう。 また、『C2』でも存在した隠し最終話は、「熟練度を50以上取ることで到達可能」という条件に変更された。しかしその熟練度には究極の初見殺しと言うべき内容がある。(詳しくは後述) スキルコーディネイトシステムの仕様 他作品でもそうだが、通常獲得で選択肢を広げる、より高位の物を取得する方法がクリア時のターンが低いほど良い、つまりマップの早解き一択となっている。 やり込む気を起させる要素である反面、プレイスタイルの強要という見方もどうしてもできてしまい、初心者には不利な仕様でもある。また、敵味方の初期配置、増援の事情を一切考慮せずに全てのマップで同条件なので、最上位のものがまず取れないステージや、隠し要素との同時達成が不可能なステージがある。 ただ、下位の「底力」も意外と優秀な性能を持ち、高位の物を覚えていても有用な「精神力+5」もあるため、「高位が絶対に取れない場合の有用な選択肢」もちゃんと用意されている。 なお、やり込み尽くせば文字通りの「無限精神」も可能なので、環境が整って以降は対応キャラの出撃ターン=クリアターンにもでき、高位の物を常に取得できる。しかし活用するには手順が非常にややこしい(*16)上に、そこまでできるなら取得スキルが必要な場面がほぼ無い。 他にも隠しキャラクターの加入、熟練度が低い場合に取得できるが、その時に手に入るものが「援護攻撃」や「統率」など、運用、戦略ごと変え得る代物がある。 難易度以外にキャラゲーという観点でも「(デフォルトで援護を持っていないキャラにも)専用台詞がある」「同時に戦闘できる」のに、取得制限が厳しいのは非常に惜しい。 ある程度やりこみの反映される引き継ぎの実装 引継ぎ内容は最終話終了時点の所持資金 据え置き前作に当たる『α外伝』ではどの難易度のルートをクリアしたかで引き継ぎ金額が変わったが、この仕様になった事でプレイヤーの獲得状況に応じた資金の引継ぎが可能になった。 それ自体は稼ぎの苦労が無駄にならないという意味で好評なのだが問題もあり、「クリア時点で所持している資金」が対象である為、ある程度余裕をもって資金を残すプレイでもない限り前知識がなければ実質最終話で稼いだ分だけしか引き継げない。引継ぎを意識したプレイをすれば、不要な改造を控える事で結構な資金を引き継ぎ可能。 加えて資金引継ぎは第1部(及び1部を引き継ぐ3部)へしか引き継がれないため、周回を重ねたり引継ぎ用に使用を控えたプレイをして引継ぎ資金をどれだけ増やそうとも、第2部だけは1周目と同じ条件になってしまう。 引継ぎプレイのおかげで1部をサクサク進めたが、2部に入って引継ぎなしになった為にそこで2周目を諦めた、といった声もそれなりに聞かれた。 BGMの独特なアレンジ 本作のBGMは「原曲の本質を維持した上でいかに戦闘向きに作りこむか」という観点でアレンジが施されている。 スタッフのそのコメントの通り、全体的にどの曲も原曲よりもアップテンポ気味に調整されている他、譜面構成やアレンジそのものの変化などもあって、観点通り原曲の根本を踏襲しつつ、原曲と聞き比べるとニュアンスがかなり異なって聞こえるものが多い。全体的にトランス調のアレンジでまとめられた傾向が強い(超電磁ロボコンバトラーV出典の「コン・バトラーのテーマ」、勇者ライディーン出典の「神と悪魔」、忍者戦士飛影の「LOVEサバイバー」などのシンプルなバンド編成によるオケの曲が特にわかりやすい)。 アレンジ自体の評価は高いものが多く、他作品のBGMと比して「こちらのアレンジの方が好み」という声も聴かれはするが、好みは若干分かれるところではある。 極端な例をあげると『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』のOP曲「いつか空に届いて」は元が穏やかな雰囲気のバラード調のボーカル曲で戦闘曲向きではないこともあり、アッパー調のかなり大胆なアレンジが施されている。(移植元でもアップテンポだが、アレンジや雰囲気自体は原曲よりである) 問題点 シナリオ関係 シナリオの長さから来る弊害。はっきりいって、長すぎてダレやすい。 加えて、本作はスパロボにて度々存在する「部隊を分けての行動」の際に1部の1場面を除き「全ての分岐シナリオをプレイする必要がある」という仕様であり、他シリーズと比べて冗長さが著しく増す要因となっている。シリーズでは通常、どれか一つを選び、他のシナリオは既に解決済みになっているというパターンが多い。原作に当たる『C2』でもこの形式である。 終盤は、どの分岐も各勢力との決戦のため難関マップでもあることも、心をくじく要因の一つ。 1部終了後の状況のリセット。 1部と2部は同時間軸の物語であるが、シナリオの都合上並行して行うことが出来ない。そのため1部終了後に2部が開始されるが、各種フラグ、熟練度以外で2部に影響するものはごく一部のパイロット、ユニットの強化状況のみで、稼いだ資金、パーツは一切引き継がれず、慣れた後半のバランスからいきなり最序盤のバランスに引き戻されてしまい、モチベーションを削がれる要因となっている。 この1部での稼ぎは2部では一切影響しないが、3部開始(2部開始から33話後)でようやく1部・2部の合算となる。 またこの長さでは戦闘をサクサク進められないと非常にストレスにもなるのだが、雑魚が後半は必殺技一発で倒せなくなるなど、戦略性がある故の敵の硬さがマイナスに働いてくる。後述の戦闘カットなどの問題もある。 シナリオ追加・変更のあおりを喰った部分がある。 『C2』では第3部で決着がついたジェリドだが、本作では第3部の登場ステージに出てこないため決着が付かなくなった。恐らく、ライバル関係のカミーユが別のルートに行っている事が原因(*17)。他にもギニアスが第3部で再登場しない。 代わりに多くの追加キャラが登場するものの、追加キャラの1人のバグ(マシンロボ)は決着が付かずに生死不明のままフェードアウトする。 + ネタバレ注意 隠し最終話には、C2では存在しなかった要素として、『敵機を一定以下まで減らす』または『ナナイのレウルーラを誤って撃墜する』と、シャアに「これでは虐殺と変わらん!」と非難されてゲームオーバーになってしまうという敗北条件がある。アクシズ落としでこちらとは比較にならないレベルで人類を虐殺しようとしているくせに何を言うのか…。 おまけにこの敗北条件はシャアのマップ兵器で撃墜されて減った場合にも適用されるので、「自分で仲間を殺しておきながら、アムロ達を虐殺者呼ばわりする」という鳥頭なシャアを見る羽目になる事もある。さらに、マップコマンドの勝利条件ではこれらのことを確認できない。これでは初見殺しと変わらん! フリーオーダーシナリオシステム ステージをある程度自由に選べる「フリーオーダーシナリオシステム」が、今作ではあまり役に立っていない。 ステージを選ぶ順番でシナリオの変化はあるものの、その数はあまり多くない。 シナリオも多少煽りを食らっており、戦闘前後の会話シーンがかなり短くなり、敵のボスとの戦闘で発生する会話がかなり減った。 また、前後の繋がりをプレイヤーが変更できるためか、任意選択ステージは「出てきた敵を倒して、その敵について会話して終わり」の単純なパターンが非常に多い。 「一つ一つ潰していくしかない」という台詞がこの点を悪い意味で象徴する言葉になっている。 中盤の大きな分岐にも関わっているのだが、分岐するという前触れがほぼない。 その為、気づかない内に分岐が発生し、好きな作品のキャラクターが一定話数使えないといった事も起こる。 シナリオの順番が隠しユニットの入手条件になっている事も多いが、前述の通り一周が長いゲームである為に、いつも以上に隠しユニットに触れづらくなっている。 熟練度に関する大小様々な問題点について 熟練度獲得の単純な難しさ。 獲得条件の大半が「一定HP以下/一定ターンで撤退するボスを撃破」というケースになっている上、本作はその調整がかなりシビア。武器の事前改造・機体の選定・(同時)援護攻撃の活用・気合・脱力、更にはダメージ計算やクリティカル発生等の緻密な計算を要求される。また、獲得の難しさから必然的にセーブを多用する事になるが、本作はロード時間が長い事もストレスを溜めやすい要因になっている。 これに加え、本作の時点ではまだ『α』『α外伝』と同じく、熟練度の獲得条件がゲーム内で確認できない仕様になっている。獲得条件の敵に全力を出してしまい、その後増援が現れて虫の息になる事も珍しくない。関係のない敵→獲得条件の敵が増援という逆も然り。 このため、全体のゲームバランス自体は良いものの、熟練度をできる限り取ろうとすると、一転して難易度がハネ上がる。 勿論熟練度自体がそういう要素なので、難易度の上昇自体は当然ではあるのだが、本作はその上がり幅が些か極端であると言える。隠しシナリオへ進むためには一定値以上の熟練度が必要なため、シナリオだけが目当てというプレイヤーでも熟練度を稼ぐ必要がある。 獲得条件の殆どが迅速な敵の全滅か撤退ボス撃破なので、熟練度を重視するとスーパー系偏重プレイになりがちなのも、キャラゲーとしては痛い。よほどの改造やV-UP等による攻撃力の底上げをしていないと、リアル系では攻撃力不足からターン超過やボスの撤退が起こりやすい。 熟練度はコンプリート不可能。 バグか仕様かは不明だが、特定マップの熟練度を取ると別マップの熟練度達成条件が消えるケースがあり、熟練度の全獲得ができない。全ての熟練度を取る必要がない作りになっているのは特に問題ではないが、やりこみ要素として全獲得を目指すと僅かに取り切れず、制覇を目指すプレイヤーにはスッキリしない結果に終わってしまう。 また、いくつかの熟練度の達成条件が、クリアボーナスや隠し要素の獲得条件と重複している。特に「敵を撃破せずにイベントを発生させる」が条件の隠し要素は、実行すると敵が撤退し、撃破が条件の熟練度を取れない場合がある。 追加・隠し要素は熟練度が低い場合も発生するが、いずれも「熟練度を取れないプレイヤーへの救済措置」的側面が強い。 特定マップで熟練度が低いと様々な特典(*18)を得られるため熟練度を取るよりもうま味も大きく、熟練度を獲得する利点・達成感が薄い。 熟練度重視のプレイで明確に達成感がある点は、隠しシナリオ出現条件の「99話中51以上獲得」程度であり、約半分の熟練度さえ取れば良い。これ以上厳しくても余計プレイを縛るだけになってしまうので、隠しシナリオ条件としてはこの程度が妥当とは思われる(*19)。 つまり、本作の熟練度は「それなりの取りこぼしが前提の作りであり積極的に取る必要がない」という事である。 熟練度重視のプレイングに徹すると結果的な損に繋がる上、前述の通りの難易度の上昇を招き、挫折の原因になり易い。また、熟練度の獲得による損や難易度上昇だけでなく、先述したように熟練度の獲得自体が単純に難しい事もこれを後押ししている。 PSハードの前後作である『α』『α外伝』『第2次α』は、積極的に熟練度を獲得するプレイでもさほど問題ないバランスだった。この『α』シリーズ経験者が同感覚で熟練度を重視した結果、難易度上昇を招いた上であまり得もできず挫折に繋がったという報告も聞かれた。本作が難しい最たる要因は「高難易度のゲームバランス」だが、積極的に熟練度を狙うプレイが難易度の更なる上昇に直結してしまい易い作りになっている事、加えて同シリーズにおける熟練度のプレイ感覚の影響も大きい事も、根本的ではないが要因の一つと言えよう。 その他システム関係 全体的にロード時間が長い。 コンティニューなど場合によっては30秒近く掛かる。 戦闘アニメに入るまでのロードも長く、戦闘アニメをカットしても、その際に流れる簡易アニメが非常にトロい。 これらは後の作品ではほぼ改善されており、『第2次α』(2003年発売)以降でロード時間が問題になる事は殆どなくなった。トーセ製スパロボの次作である『MX』(2004発売)でも『第2次α』程ではないがロードは短い。開発陣が日々進歩している事の証だろう。 全体的に評価の高い戦闘アニメだが、『0080』などはエフェクト以外は手を加えられていない(ほぼ)完全な流用なため、それを残念がる声は多い。 敵側限定のスキル「逆恨み」は、各キャラごとに設定された自軍パイロットが出撃している場合、敵対時に与ダメージが1.5倍になるというもの。 原作再現の一環(*20)となるスキルであるが、説得による自軍入りが可能な該当キャラを仲間にした後は発動条件を満たすシチュエーションが一切無くなるため無意味と化す。 上書き可能なので別のスキルに書き換えてしまっても問題はないが、本作では特殊技能の効果をゲーム内では確認できないため、そのまま運用していたというケースも見られた(*21)。 3D化したステージマップが見づらい。 視点もある程度動かせるが、ユニットが地形に隠れて見えない、ユニットにカーソルを合わせたと思ったら隣の何もない地形に合わせていた等、見辛く操作し辛い事も多い。 一応本作独自の要素として、画面の右下に小さい2Dマップを同時表示させる措置で対応はされている。 確かに見辛いという問題点はあるものの、3Dマップそのものはかなり作り込まれており、その点では評価されている。 宇宙編では地形に邪魔されることがなく快適…と思いきや、視点変更ができずマップの拡大縮小が行えるのみとなっている。そのため画面の見辛さは地上ステージと大差がない。 この問題点は現在に至るまでスパロボシリーズの課題となっている。 マップ上での移動も遅い。 ユニットの移動速度自体はα外伝と同じくらいだが、ビル街のような高低差のある地形マップでは、いちいち地形に沿ってして移動する。 たとえば、ビル、道路、ビルという3マスの地形を移動する場合、ビルの高さに沿って移動→道路の高さまで下降→再びビルの高さに上昇してから目的のスクエアへ移動……という具合。1ユニット分くらいの高さのビルならともかく、高層建築物を挟んだ時の移動は非常に面倒。移動箇所を間違えたり、操作ミスでキャンセルしたりすると、またとろとろと移動するハメになるためストレスになること必至である。 『α』・『α外伝』にも参戦した作品の戦闘アニメは同作のものを流用しているため画質はPS2としては見劣りする。また、MS全般などの動きはお世辞にもいいとは言えない。 また『α外伝』に出演したユニットは高出力ビームのエフェクトが全て新規に差し替えられたが、今作では『α』のみに出演したユニットは差し替えられなかったなど、統一性に若干の粗がある。 ハードを跨いだ戦闘アニメの流用は後の作品でも例があるが、本作の場合は初代PSとPS2の性能差が大きい事も影響している。スタッフも問題視していたのか、次回作と言える『第2次スーパーロボット大戦α』では、ほぼ統一された。 図鑑関連に少々粗がある。 ロボット大図鑑・キャラクター辞典の新規参戦作分の解説文の大半に「原作では」の一文が入っているが、使うべきでないところに付いている(元来、大図鑑/辞典は主に原作での活躍等について記述するものである)。 更に登場作品に『劇場版マジンガーシリーズ』が含まれていない所為か同作から登場した機械獣・戦闘獣等の登場作品が『マジンガーZ』『グレートマジンガー』にされている(前者は「機械獣トロスD7」のみ)。 しかも半分バンプレストオリジナルである「メカギルギルガン」でさえ登場作品がグレートマジンガーになってしまっている。 『マシンロボ』のケンリュウとバイカンフーの解説文は、メディアワークス(現 KADOKAWA)刊「スーパーロボット大鑑Ver 98」に掲載された文章をそのまま引用している。 ちなみに次回作『MX』では大体修正された。 総評 初心者向けと謳いながら上級者向けのバランス調整に加え、独特なアレンジのBGM・戦闘アニメの使い回し・長すぎるプレイ時間・あらゆる面でのテンポの悪さなどのネガティブなイメージが先行してしまい、評価はあまりよろしくない。 しかし、スキルコーディネートなどの斬新なシステム・派手な新規戦闘アニメ・BGMのコアな選曲など、評価すべき点がかなり多いのもまた事実である。 特に難しくも戦略性の高いゲームバランスは、古参スパロボユーザーやコアユーザーからはとても好評。「難易度はそのままで、テンポの悪さと1周の話数を調整してリメイクしてほしい」という声も出るほど。 PS2初のスパロボであるという事もあり、よくも悪くもユーザーの心に強く残った作品である。 テンポの悪さに耐える必要はあるが、最近のスパロボを温いと感じる人、「たまには高難度のスパロボをプレイしてみたい」という人は、本作を手にしてみてはどうだろうか。 余談 広報面のあれこれ 「初心者向け」として売り出したが、実際はむしろ高難度バランスであったのは前述の通り。 PSハードの前作である『α外伝』が『α』とはかけ離れた高難度だったため、サクサクプレイできる難易度を期待されていた事もあって、宣伝通りの初心者向け難易度を望んでいたプレイヤーにとって落胆の原因となった。 軽いPV詐欺。 PVはスピーディーな戦闘シーンに専用の歌も相俟ってかなり格好良く出来ているのだが、実は戦闘シーンが少し早送りになっている。 その結果、PVを見た期待感でゲームをやると、非常にスピーディーで格好よかった飛影やEz-8、バイカンフーの攻撃がもっさりしているように感じてしまう。 もっともPVやCMでの早送りデモは『スパロボ』の伝統であり、本作でも『ナデシコ』のアキトのカットインが早口になっている等で感づいた人もいるようだ。 その他 名称について 企画段階では『スーパーロボット大戦・撃(インパクト)』という名称だったが、「いくらなんでも漢字はないだろ」という意見が出たことで、「IMPACT」になった経緯がある。「インパクト」という言葉そのものは原作の「COMPACT」にもかけられていると思われる。 PS2初のスパロボに対する期待感、かつ直近の作品である『α』『α外伝』『A』の好評もあり、本作も63万本を売り上げた。 本作は発表当初は『COMPACT2』のリメイクであるとは語られていなかったが、2012年に行われたイベント「鋼の魂祭」で配布されたブックレットでリメイクであることが明言された。 『スーパーロボット大戦IMPACTコミック 衝撃騎士団(インパクトナイツ)』というコミカライズがスーパーロボットマガジンで連載されていた。作者は『α外伝』でメカデザインを担当した環望氏。 当時のゲーム雑誌では何故か1部と2部の攻略情報を並行して掲載していた。1部と2部のシーン1を同一号に掲載、シーン2を同一号に…といった具合。 時間軸のネタバレ防止とも取れるが1部をクリアしなければ2部に辿り着けない設計のため、プレイヤー側からすればあまり役に立たない掲載法である。 2004年5月27日に、本作のシステムを踏襲した『スーパーロボット大戦MX』が発売された。 シナリオや世界観も無関係の単発作品だが、継続して参戦している作品においては本作で原作終了まで再現され、MXで原作終了後として登場しているものが多い。他にシステムやBGMの流用が多いことも含め、プレイヤーからは実質的な続編として扱われる事も多かったが、元々は本当に続編として制作されていたことが2021年に明かされた。 2016年の記念放送で「開発者達が本作を1話から実況プレイ」という企画があったが、プレイ中に「『スパロボ』の1話としては難しい」と開発者達が口をそろえる程で、予定時間内に1話が終わらずボスとも交戦できなかった。 2017年の公式生放送において、当初は「WS版では不可能だった2部→1部のデータ引き継ぎが出来るようにする」「1部・2部のどちらかをクリアするだけでも3部に進めるようにする」などの構想もあったものの結局は実現しなかったという制作秘話が語られた。 この仕様が残っていればゲーム全体の冗長性や資金引継ぎの問題もある程度解決できたと思われるので、非常に残念な話である。
https://w.atwiki.jp/k2727324602/pages/157.html
カイザーパイルダー アフロダイA ダイアナンA ボスボロット ガラダK7 ダブラスM2 トロスD7 アブドラU6 ジェノバM9 グロッサムX2 ジェノサイダーF9 グシオスβⅢ ジェットファイアーP1 ハリビューンV6 ブード グール グレートマジンガー ブレーンコンドル ビューナスA クインスター オベリウス ズガール カイザーパイルダー マジンガーZ 全長--- 重量--- マジンカイザーのコクピットとなる小型戦闘機。ブレーンコンドル同様、機首からカイザー本体にドッキングするが、その際には変形が必要。カイザーはパイルダーオンによって「魔」モードから「神」モード、「Z」モードに移行するため、この機体はカイザーの安全装置とも言える。 アフロダイA マジンガーZ 全長16.0m 重量18.0t 光子力研究所の弓教授によって開発された女性型ロボット。元々はジャパニウム鉱石採掘用の機体であったが、Dr.ヘルの侵略に立ち向かうために武装を追加された。原作後半、妖機械獣に破壊され、マジンガーZのパートナーの座をダイアナンAに譲ることとなる。 ダイナアンA マジンガーZ 全長16.0m 重量18.0t 破壊されたアフロダイAに代わるマジンガーZの新たな女性型パートナーロボット。スカーレットモビルというバイクが頭部に合体して操縦席となる。アフロダイAと比較して、当初から機械獣との戦闘を目的に開発されているため戦闘力が向上しているが、スカーレットモビル(バイク)だけのコクピットはある意味、ボスボロットよりも危険。 ボスボロット マジンガーZ 全長18.0m 重量95.0t ボスが光子力研究所三博士に無理矢理作らせたロボット。スクラップを利用して製作されているがマジンガーZやグレートマジンガーを助ける働きを見せることもあった。状況に応じてボスのアイディアで様々な強化改造が行われていた。 ガラダK7 マジンガーZ 全長18.0m 重量200.0t Dr.ヘルが製作した機械獣。 原作第1話「脅威のロボット誕生」、第2話「ストップ ザ あしゅら軍団」にダブラスM2と共に登場。マジンガーZが初めて戦った機械獣である。 ダブラスM2 マジンガーZ 全長18.0m 重量200.0t Dr.ヘルが地中海バードス島の遺跡で発見した機械巨人を参考に製作した機械獣。原作第1話「脅威のロボット誕生」、第2話「ストップ ザ あしゅら軍団」に登場する。 トロスD7 劇場版マジンガーシリーズ 全長--- 重量--- Dr.ヘルが製作した機械獣。 劇場版マジンガーシリーズ「マジンガーZ対デビルマン」に登場。四足歩行に巨大な角というデザインが特徴で、見た目通りその角を使った体当たりを得意とする。 アブドラU6 マジンガーZ 全長18.0m 重量180.0t Dr.ヘルが製作した機械獣。原作の第8話「大魔神アブドラの正体!!」に登場。公園の巨大な魔神像に潜み、夜中になると街を破壊する作戦に使用された。 ジェノバM9 マジンガーZ 全長18.0m 重量180.0t Dr.ヘルが製作した機械獣。原作第66話「姿なき殺し屋ジェノバM9」に登場。超長距離狙撃を得意とし、レーダーの有効範囲外からの攻撃でマジンガーZを苦しめる。また非常にプライドの高い性格をしており、己の腕に絶対の自信と誇りを持っている。そのため、自分の敗北を悟った後、自決する。 グロッサムX2 マジンガーZ 全長22.0m 重量200.0t Dr.ヘルが製作した水中用機械獣。原作第18話「海のギャング海賊グロッサム!」に登場。頭部の巨大なハサミや魚雷でタンカーや客船を沈め、水中ではその能力が制限されるマジンガーZを一度は圧倒する。しかし、これを機会にマジンガーZはロケット工学の権威であるゴードン博士とその娘リタによって水中ジェットを装備され、水中での適応力がアップすることになる。 ジェノサイダーF9 マジンガーZ 全長--- 重量--- Dr.ヘルが製作した空飛ぶ機械獣。原作第34話「紅い稲妻 空飛ぶマジンガー」に登場。全身に1万tの爆薬を満載しており、自分の手を光子力研究所のバリアにぶつけて爆発させるなど、甲児を絶体絶命の危機に陥れる。しかし、ジェットスクランダーを装着したマジンガーZにあえなく敗れ去ってしまう。 グシオスβⅢ マジンガーZ 全長--- 重量--- ミケーネ帝国の先発隊であるゴーゴン大公がDr.ヘルに貸し与えた妖機械獣第1号。 原作第69話「空中溶解! ホバーパイルダー」に登場。軟体性のボディを持ち、これまで登場した機械獣以上の力でマジンガーを苦しめる。口から溶解液を吐き、その攻撃によってホバーパイルダーを破壊した。 ジェットファイアーP1 マジンガーZ 全長--- 重量--- Dr.ヘルがマジンガーZと戦いで散ったあしゅら男爵をモデルに製作した機械獣。原作第79話「マジンガー爆発一秒前!!」に登場し、あしゅら男爵の仇討ちに使われた。 ハリビューンV6 マジンガーZ 全長--- 重量--- Dr.ヘルが製作した機械獣。原作第91話「ラストチャンス!! Dr.ヘル死の決戦!!」に登場。Dr.ヘルの居城・地獄島を守る機械獣であり、両手両足からモリを発射して海中にマジンガーZを引きずり込んだ。 ブード マジンガーZ 全長350.0m 重量--- 海底要塞サルードをマジンガーZに破壊されたあしゅら男爵に与えられた新たな海底要塞。船体上部についている顔の口部から、機械獣等が発進する。機械獣以外にも潜水艦、ジェット戦闘機、落下傘部隊等を搭載している。 グール マジンガーZ 全長200.0m 重量--- ブロッケン伯爵の飛行要塞。機体前部の口から機械獣を発進させ、内部には工場も存在する。無補給でも一ヵ月の運用が可能であり、雲状の煙幕に姿を隠して作戦を遂行する。また、ブロッケン伯爵の配下である鉄十字軍団の落下傘部隊も収容されている。 グレートマジンガー グレートマジンガー 全長25.0m 重量32.0t ミケーネ帝国の地上侵攻を予測した兜剣三博士がマジンガーZの基本設計をベースに開発した戦闘用のスーパーロボット。 光子力エネルギーを使用し、装甲は超合金ニューZ製。操縦は小型戦闘機ブレーンコンドルがグレートマジンガーにファイヤー・オンすることによって行う。また、背面に内蔵されている伸縮式の翼、スクランブルダッシュによりマッハ4の速度で飛行することができる。 武装の多くは、マジンガーZのコンセプトと共通しているが、特徴的な武装として接近戦に威力を発揮するマジンガーブレードと超高圧放電サンダーブレークが装備されている。 後に機動性と攻撃力の強化を目的にグレートブースターが開発される(結果的に使い捨てとなってしまったようだが)。 なお、弱点はスクランブルダッシュ収納部であり、ここを攻撃されると一瞬全機能がマヒしてしまう。 ブレーンコンドル グレートマジンガー 全長5.0m 重量--- グレートマジンガーのコクピットとなる小型戦闘機。ドッキングはファイヤー・オンといい機首から垂直にドッキングする。 各種武装が装備され、戦闘機としての性能も高い。妙に長いが、迫力ある発進シーケンスが有名。 ビューナスA グレートマジンガー 全長20.0m 重量23.0t ミケーネ帝国の地上侵攻を予測した兜剣三博士がグレートマジンガーのパートナーとして開発した女性型戦闘用ロボット。操縦機は小型戦闘機クインスター。当初から戦闘用に開発されたため、戦闘獣と渡り合うだけの力を持つ。後に開発されたビューナススクランダーによって飛行も可能である。 クインスター グレートマジンガー 全長--- 重量--- ビューナスAのコクピットとなる小型戦闘機。 マジンガーシリーズと異なり、水平に機体とドッキングする。ドッキングはクインスターインという。 オベリウス グレートマジンガー 全長--- 重量--- ミケーネ帝国の鳥類型戦闘獣。 原作第1話「大空の勇者 グレートマジンガー」に登場し、訓練通りの実力を発揮できないグレートマジンガーと剣鉄也を苦しめた。 ズガール グレートマジンガー 全長--- 重量--- ミケーネ帝国の悪霊型戦闘獣。ビューナスAの初登場となる原作第3話「炎のガッツ!! 野生のビューナス!!」に登場する。なお、胴体と頭部は分離して別行動が可能である。 オプション情報大事典に戻る
https://w.atwiki.jp/k2727324602/pages/227.html
ビューナスA クインスター オベリウス ズガール アルソス ダンテ ジャラガ 暗黒大将軍 ミケロス ギルギルガン メカギルギルガン ピグドロン ゲッタードラゴン ゲッターライガー ゲッターポセイドン ドラゴン号 ライガー号 ポセイドン号 真・ゲッター1 真・ゲッター2 真・ゲッター3 真・イーグル号 ビューナスA グレートマジンガー 全長20.0m 重量23.0t ミケーネ帝国の地上侵攻を予測した兜剣三博士がグレートマジンガーのパートナーとして開発した女性型戦闘用ロボット。操縦機は小型戦闘機クインスター。当初から戦闘用に開発されたため、戦闘獣と渡り合うだけの力を持つ。後に開発されたビューナススクランダーによって飛行も可能である。 クインスター グレートマジンガー 全長--- 重量--- ビューナスAのコクピットとなる小型戦闘機。マジンガーシリーズと異なり、水平に機体とドッキングする。ドッキングはクインスターインという。 オベリウス グレートマジンガー 全長21.0m 重量260.0t ミケーネ帝国の鳥類型戦闘獣。 原作第1話「大空の勇者 グレートマジンガー」に登場し、訓練通りの実力を発揮できないグレートマジンガーと剣鉄也を苦しめた。 ズガール グレートマジンガー 全長21.0m 重量280.0t ミケーネ帝国の悪霊型戦闘獣。 ビューナスAの初登場となる原作第3話「炎のガッツ!! 野生のビューナス!!」に登場する。なお、胴体と頭部は分離して別行動が可能で、ゲームに登場するのは分離した頭部である。 アルソス 劇場版マジンガーシリーズ 全長--- 重量--- ミケーネ帝国の超人型戦闘獣。 劇場版マジンガーシリーズ「マジンガーZ対暗黒大将軍」にミケーネ帝国の先発隊として他の戦闘獣と共に登場する。手にした槍でマジンガーZを破壊寸前まで追いつめる。なお、マジンガーZがグレートマジンガーのマジンガーブレードを借りて戦ったときの相手でもある。 ダンテ 劇場版マジンガーシリーズ 全長--- 重量--- ミケーネ帝国の悪霊型戦闘獣。 劇場版マジンガーシリーズ「マジンガーZ対暗黒大将軍」にミケーネ帝国の先発隊として他の戦闘獣と共に登場し、光子力研究所を壊滅に追い込む。また、理知的な言葉づかいで話し、戦闘獣が古代ミケーネ人の生き残りの変貌した姿であることを示している。そのため、兜甲児は最初にこのダンテを見て、戦闘獣をしゃべる機械獣だと勘違いした。 ジャラガ 劇場版マジンガーシリーズ 全長--- 重量--- ミケーネ帝国の爬虫類型戦闘獣。 「劇場版マジンガーシリーズ」にミケーネ帝国の先発隊として他の戦闘獣と共に登場する。 東京を襲撃してマジンガーZと戦う。 暗黒大将軍 グレートマジンガー 全長35.0m 重量480.0t ミケーネ帝国の敵国の将軍が、ミケーネの支配者・闇の帝王に敗れた後、人型戦闘獣として再生させられた姿。再生後は闇の帝王の忠実な部下となり、7つの戦闘獣軍団を率いて地上征服の指揮を執っていた。勇猛な性格の武人であり、最期はグレートマジンガーとの一騎打ちに敗れ、散っていった。その死を痛む部下達の姿から、部下からの信頼厚い、まさに将軍としての器の大きさを見せつけた。 ミケロス グレートマジンガー 全長510.0m 重量200000.0t ミケーネ帝国が使用する飛行要塞。 陸海空全てで活動できる万能型であり、7つの戦闘獣軍団を率いる各将軍と戦闘獣が乗り込んで前線へ向かう。機体4面の顔の部分に武装が内蔵されている。 ギルギルガン 劇場版マジンガーシリーズ 全長--- 重量--- 劇場版マジンガーシリーズ「グレートマジンガー対ゲッターロボ」に登場。 謎の円盤が地球侵略を目的に送り込んだ宇宙怪獣。卵からふ化し、鉄やその他の金属を食べることでエネルギーを貯えて成長していき、グレートマジンガーとゲッターロボを苦しめた。昆虫のような足を多数持つトカゲ風の第一形態、そこから人型の上半身が生えた第二形態、さらに謎の円盤のエネルギーを取り入れ最終形態であるこの人型の姿となった。どの形態でも非常に硬い装甲を持つが最終形態の際の武器である腰のカマを外したときに出来る穴が弱点。 メカギルギルガン オリジナル 全長--- 重量--- 宇宙怪獣ギルギルガンの発展形態。 体内に取り込んだ金属を細胞レベルで融合させ、全身が金属化し、蓄積していたエネルギーが100%活用できるようになる。この形態となることで、防御力・攻撃力共に飛躍的に向上する。また、第3形態の際の腰部の穴もふさがれ弱点らしい弱点はなくなっている。なお、メカギルギルガンは劇場版マジンガーシリーズには登場せず、スーパーロボット大戦用に設定されたものである。 ピグドロン 劇場版マジンガーシリーズ 全長--- 重量--- 劇場版マジンガーシリーズ「グレートマジンガー対ゲッターロボG 空中大激闘」に登場。 謎の宇宙人が送り込んだ侵略ロボットで、グレートマジンガーとゲッターロボGと戦う。光に包まれたような外観から光波獣の別名を持つ。外観は生物のようだが、表面の光の部分の下にはメカニカルな本体が存在する。光の部分は強力なバリアの一種で、物理攻撃をはじき、ビーム攻撃を吸収し、グレートマジンガーとゲッターロボGを苦しめる。なお、「空中大激突」はゲッターロボGとグレートマジンガーのグレートブースターとが完成する話でもある。 ゲッタードラゴン ゲッターロボG 全長50.0m 重量330.0t 早乙女博士により当初から戦闘用に開発された新型ゲッターロボ。 ゲッター線増幅装置で初代ゲッターの10倍の力を発揮し、装甲は新たに合成鋼Gを使用している。原作ではブライ大帝率いる百鬼帝国と戦った。 ドラゴン号、ライガー号、ポセイドン号の順に合体するゲッタードラゴンは主に空中戦用で、ゲッター1に引き続いて竜馬がパイロットを務める。ゲッター1同様、3形態の中で最高の戦闘力を誇るが、中でも「ゲッターロボG」中盤に追加されたシャインスパークが最強の必殺技。なお、ゲーム中で使用するゲッターレーザーキャノンは石川賢氏のコミックに登場する。 ゲッターライガー ゲッターロボG 全長50.0m 重量330.0t 早乙女博士により当初から戦闘用に開発された新型ゲッターロボ。 ゲッター線増幅装置で初代ゲッターの10倍の力を発揮し、装甲は新たに合成鋼Gを使用している。ライガー号、ポセイドン号、ドラゴン号の順に合体するゲッターライガーは主に地上・地中戦用で、ゲッター2に引き続き隼人がパイロットを務める。ゲッター2同様、3形態の中で最高の機動力を誇り、分身・マッハスペシャルを使う。また、右手は五指のマニピュレーターであるが、状況に応じてドリルに変形する。なお、原作中では当初からゲッターライガーも飛行可能である。 ゲッターポセイドン ゲッターロボG 全長40.0m 重量330.0t 早乙女博士により当初から戦闘用に開発された新型ゲッターロボ。 ゲッター線増幅装置で初代ゲッターの10倍の力を発揮し、装甲は新たに合成鋼Gを使用している。ポセイドン号、ドラゴン号、ライガー号の順に合体するゲッターポセイドンはゲッター3と異なり2足歩行型。主に水中戦で使用される。また、脚部は膝から下を折り曲げキャタピラに変形させることも出来る。 パイロットは恐竜帝国との戦いで命を落とした武蔵に変わって新たにゲッターチームに加わった弁慶が務める。なお、原作中ではゲームのように「大雪山おろし」を使用しない。 ゲッター3同様、3形態中で最高のパワーを誇る。また、「ゲッターロボG」作中では後に飛行できるように改良が加えられた。 ドラゴン号 ゲッターロボG 全長17.0m 重量110.0t ゲッタードラゴンの頭胸部、ゲッターライガーの脚部、ゲッターポセイドンの胴体部を構成するゲットマシン。バランスの取れた機体で最大飛行速度はマッハ1。 ライガー号 ゲッターロボG 全長18.0m 重量100.0t ゲッターライガーの頭胸部、ゲッターポセイドンの脚部、ゲッタードラゴンの胴体部を構成するゲットマシン。スピード重視の機体で最大飛行速度はマッハ1。 ポセイドン号 ゲッターロボG 全長17.0m 重量120.0t ゲッターポセイドンの頭胸部、ゲッタードラゴンの脚部、ゲッターライガーの胴体部を構成するゲットマシン。パワー重視の機体で最大飛行速度はマッハ1。 真・ゲッター1 真・ゲッターロボ(原作漫画版) 全長--- 重量--- ゲッター線の力を最大限に引き出すことを目的に開発された究極のゲッターロボ。ゲッター線と人類を脅かすあらゆる敵と戦う。頭部から真・イーグル号、真・ジャガー号、真・ベアー号の順に合体する真・ゲッター1は、主に空中戦で使用される。その運動性は、慣性の法則を無視したかのような急制動・急発進・急旋回を可能とする。しかし、起動には多量のゲッター線を必要とし、ドラゴンまでをもゲッター線増幅器として使用しなければならなかった。 3形態の中でも最高の戦闘力を誇り、ゲッタードラゴンに引き続きパイロットは竜馬が務める。また、時に意志を持つかのような働きを見せることもあり、謎に包まれた部分も多い。なお、真・ゲッターはフルパワー時はモーフィングで別形態へ変形するが、通常はゲットマシンによる分離・合体で変形を行う。なお、ゲッターブラストキャノンは石川賢氏のコミック版に登場している。また、真・シャインスパークはゲームオリジナルの必殺技であるが、コミック版でそれらしい技を幾度か使用している。 真・ゲッター2 真・ゲッターロボ(原作漫画版) 全長--- 重量--- ゲッター線の力を最大限に引き出すことを目的に開発された究極のゲッターロボ。ゲッター線と人類を脅かすあらゆる敵と戦う。上半身が真・ジャガー号、下半身は真・イーグル号、背部が真・ベアー号で構成される真・ゲッター2は、主に地上・地中戦で使用される。ゲッターライガーを凌駕するスピードを誇り、同じく分身によって敵を眩惑する真・マッハスペシャルを使用する。 真・ゲッター3 真・ゲッターロボ(原作漫画版) 全長--- 重量--- ゲッター線の力を最大限に引き出すことを目的に開発された究極のゲッターロボ。ゲッター線と人類を脅かすあらゆる敵と戦う。真・ベアー号(上半身)、真・ジャガー号(胴部)、真・イーグル号(キャタピラ部)の順で合体し、主に地上・水中戦で使用される。ゲッターポセイドンに引き続きパイロットは弁慶が務める。 真・イーグル号 真・ゲッターロボ(原作漫画版) 全長--- 重量--- 真・ゲッターロボを構成するゲットマシンの1機。合体時には、真・ゲッター1の頭胸部、真・ゲッター2の下半身、真・ゲッター3のキャタピラ部となる。 オプション情報大事典に戻る
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/9091.html
[部分編集] スーパーロボットスピリッツ 【すーぱーろぼっとすぴりっつ】 ジャンル 3D対戦格闘ゲーム 対応機種 ニンテンドウ64 発売元 バンプレスト 開発元 VertexEG 発売日 1998年7月17日 定価 7,800円 プレイ人数 1人~2人 判定 なし ポイント スパロボ版バーチャファイター格ゲーとしては微妙だがなりきり遊び可ガード不能だが当たる気がしない必殺技機体身長はほぼ統一なので違和感は多々あり寺田Pも未把握の超作画アニメCM スーパーロボット大戦シリーズ 概要 基本システム ストーリー 登場機体 評価点 賛否両論点 問題点 総評 その後の展開 余談 概要 バンプレストが始めてニンテンドウ64に進出した作品で、スーパーロボット大戦の派生作品。本家シリーズとして見ても『スーパーロボット大戦64』よりも早い参入である。 ニンテンドウ64の性能を生かした3DCGによる2D視点格闘ゲームで、雰囲気としては『バーチャファイター』と『ドラゴンボールZ 超武闘伝』を組み合わせた印象。地上・空中の二つを舞空術のように移動することが可能で、地上・空中限定のスピリッツ技(必殺技)もある。 また、バンプレストオリジナルのキャラ&ロボットであるレビ・トーラー(*1)&ジュデッカのデビュー作である。(*2) 基本システム Aボタンでキック、Bボタンでパンチ。同時押しで投げ技へ移行。 近づいてきた相手を少し弾き飛ばすスパークを発動したり、スピリッツゲージを消費して発動するスピリッツ技等に利用するスパークボタン。 スピリッツ技はガード不能。超必殺は加えて一定打数を当てるか投げを除きカット不能。L・Rボタンで地上・空中のラインを変更する。移動には十字キーを使用し、64コントローラー特有の3Dスティックは一切使用しないファミコンポジション持ち。 対戦ステージは広く、地上と空中を移動できるので自由度が高く『ドラゴンボールZ 超武闘伝』をベースに、よりシームレスにしたような構成。 ライン変更する際の挙動は「一瞬地上と空中の間でフワッと滞空してから移動」という形なので、ロボット感をよくゲーム内で表現している。 移動には一瞬の隙が生じ、対地攻撃や対空攻撃もあり、攻撃されそうなので空中or地上に逃げるといった安易な回避手段も取りにくい。ただし、手段はあれど、全ての機体が万全というわけではないが… ストーリー 異星人エアロゲイターの無人機動兵器の侵攻により、地球とコロニーの連合軍は為す術がなく駆逐され、地球圏は未曾有の危機を迎える。 地球を守るスーパーロボット達も、エアロゲイターが誇る巨大機動兵器『ジュデッカ』の前には刃が立たなかった。 絶望的な状況の中、エアロゲイターを統べる少女、レビ・トーラーが奇妙な通告を放つ。 「30日後人類抹殺作戦を遂行する。人類が未来を欲するのならばそれまでに『ジュデッカ』を倒せ」 人類の未来をかけたスーパーロボット達の最後の戦いが始まる。 登場機体 ★は隠し。なおシャイニングとマスターは特定の条件により金色化する。 R-1(バンプレストオリジナル)(*3) 初心者向けのシンプルでスタンダードな格闘タイプ。超必殺技が比較的当てやすく、初段をガードされても最終段をガード不能にできるため強力。 ダイターン3(無敵鋼人ダイターン3) ゲームに登場する主役ロボットの中では100m超えの最長身だが、本作ではMSサイズにまで落とされている。飛び道具や中距離攻撃が豊富で、唯一スピリッツを溜める技を所有している。 ダンクーガ(超獣機神ダンクーガ) 原作と同様に豊富な武装で戦う。超必殺技も遠近両方に存在するが、やや打撃の動きが遅め。断空剣等、通常必殺技にもスパアマ付与される技を持つ。 シャイニングガンダム(機動武闘伝Gガンダム) 本作のストーリーでメイン扱いを受ける。打撃は使いやすいが、必殺技は全般的に癖が強い。 ダンバイン(聖戦士ダンバイン) 参戦機体の中では最も小柄なはずだが、本作では統一されMSサイズに。デザインのそれもあってかなり大柄に見え、打撃等も優秀。 ウォーカー・ギャリア(戦闘メカザブングル) 本作唯一の後期主人公機。後ろに転ぶことができたりコミカルな技が多い。原作再現のICBM投げ等スピリッツ技もそれなりに優秀。 ボルテスV(超電磁マシーン ボルテスV) 超電磁系の例に漏れず多種多様な武装が多く、遠近共に技が充実しており、総じて使いやすいキャラ。 ★マスターガンダム(機動武闘伝Gガンダム) シャイニングよりも全般的に使いやすい技が多い。本作の石破天驚拳は空中専用技。 ★デビルガンダム(機動武闘伝Gガンダム) 中ボス扱い。地上では人型、空中ではMA形態に変形する。見た目は最終形態だがパイロットはキョウジ・カッシュ(*4)。倒れても肩がうねうね動くなど生物的演出がある。 ★ジュデッカ(バンプレストオリジナル) 本作が初出。ラスボスであり、それらしくかなり強力かつ胡散臭い技を数多く持つ強キャラ。身体はラスボスらしく大きめ。 評価点 ロボットらしい重量感ある操作感と爽快感 悪く言えば重い操作感であるが、ロボットを使っているという感覚は得られる。 格闘のコマンドコンボや必殺技を決めた際の爽快感も十分ある。 バーチャファイターでは個性でもあるが人間がカクカクしたポリゴンであるため、違和感の無いロボットならではの特徴が活用されている。 程よい再現度 ダイターン3のサンアタックや、ボルテスVの超電磁ボールVの字斬りといった「前段階の技を当てた後本命の技を決める」という流れも、技を個別化することで再現している(つまりサンアタックからのダイターンクラッシュの発動は任意)。ちなみに本作では珍しく、サンアタックを介さずダイターンクラッシュの直出しも可能(ただし命中補正はかからず当てにくい)。 スピリッツ技でトドメを刺すと複数のカットインによる特殊演出が入る。 またシャイニングとマスターのフィンガー技が同時にぶつかると、原作さながらの打撃乱打の演出が起こるニクイ演出も。 各機体のSEも極力忠実に再現されている。 スピリッツ技も発動時は各パイロットのカットインが入るため、大技を出している感が出ている。 微妙にニッチな参戦作品。特に『ザブングル』は『α外伝』よりも先行している。 本家スパロボで当時未登場・出番が少ない技も登場する。 ダイターン3の「ダイターンスナッパー」や「サンアタック乱れ撃ち」は本家スパロボより先に登場(前者は2008年の『Z』、後者は1999年の『COMPACT』で採用された)。 ダンバインのハイパーオーラ斬りは衝撃波を撃つオリジナル技となっているが、後に生まれたオーラシュートの原案とも取れなくもない。 簡潔ながらもしっかり設定練り込んだストーリー ストーリーモードでも全てのキャラに戦う理由等、納得のいく設定を行なっている。一切絡まず一方的に戦うこともあるが、特定の組み合わせで会話が発生するクロスオーバーはスパロボ要素を活かしている。 いずれの展開も『ダイターン3』の破嵐万丈がリーダー格となり指揮している点が目立つが、裏を返せば万丈なら納得いく万能感もあるため、強引でもストーリー展開を繋げるには便利な存在ではある。 サブキャラも充実しており、ボルテスチームや獣戦機隊メンバー等が会話にしっかり参加しており賑やかさを醸し出している。2人乗り機体はサブパイロットが、1人乗りでもレイン・ミカムラやギャリソン時田、アヤ・コバヤシ等のサポートメンバーが会話に参加している。 64のゲームでは珍しく多種多様に喋る 『スターフォックス64』程の長い台詞ではないものの、全てのキャラに豊富な台詞が用意されている。ボルテスVの超電磁ボールVの字斬りを例にすると「天空剣!」「超電磁、ボォォォル!」「とあぁー!」「必殺、Vの字斬りィ!」と、言葉が途切れ途切れではあるが台詞が成り立っている。 『Gガンダム』のドモンなどは『新』時代の流用なため違和感もない(*5)。 『スーパーロボット大戦64』ではボイスが未収録だったので、シリーズファンにとってはこれだけでもうれしい要素である。 随所挟まるムービー キャラクター選択等で専用ムービーが各機体毎に用意されている。シャイニングガンダムは搭乗時のバンクを再現。合体機構を持つ機体は合体シーンが流れる。 賛否両論点 対空攻撃の格差 対空攻撃手段そのものは評価点ではあるが、技の性能に格差がある。 ワイヤー系は発生が早い、低燃費、コマンドが容易と極めて優秀。該当するのはボルテスV、ダンバイン、ダイターン3、マスターガンダム。 問題は非搭載機の対空手段の性能差。ギャリアは発生早く、当たる場所が予測しにくいブーメランイディオムは優秀。一方でR-1のランダムシュートやシャイニングガンダムの対空ショットは距離感・当て感を要するため使いにくい。 最悪なのがダンクーガの断空砲。発生遅い、技名言ってから発動するので、やることが見え見え、弾速が遅い上に じゃ○りこみたいな単発の断空砲を撃つ といった、対人戦ではまず当たらない性能をしている。 スパロボ御三家のマジンガーシリーズやゲッターロボシリーズ、宇宙世紀ガンダムが全て不参加である。ロボット物のクロスオーバー系ゲームで宇宙世紀ガンダムやダイナミックプロが一切関わっていないゲームは珍しく、他の例では『バトルロボット魂』辺りしかない。 ロボットごとの身長再現は無視されている ダイターン3が120m、ダンバインが6.9mとそのまま再現したら格闘ゲームにならないので、致し方ない点ではある。 64のスペックでは再現が難しいと思われるが、アクレッシブ・ビーストやボルトマシン・スピンといった合体機の分離形態攻撃は一切実装されていない。 問題点 重量感と引き換えにもっさりとした操作感 ロボットらしい重みを感じることができる反面、格闘ゲームとしては全体的にスカッとしない操作感も目立つ。ダッシュ攻撃等で補われているが、やはりスマートな立ち回りは難しい。スーパーロボット系はともかく、元々小型軽量機体のダンバインはかなり違和感が生じる。 超必殺技が当たる余地のない機体がいる 前口上や必殺技を叫んでから放つため、前動作が長い。攻撃で止められるのは投げ技だけなのでカットは容易とは言えないが、そもそも当たる余地がない技がいくつか存在する。 CPUであれば流石に当たるが、対人戦ではそもそも実用に足るものがほとんどない。 特に酷いのがダンクーガ。全体的に技の発生が遅く、賛否両論点で触れた通り対空性能は壊滅的。超必殺技の断空光牙剣は範囲も広くスーパーアーマー付きだが、構えてから名乗るまでの時間が長く、見てから離れて避けることが可能。もう一つの断空砲フォーメーションは発生こそ早いが、空中に逃げれば簡単に避けられる。 他の機体の場合、ダイターンはサンアタック、ボルテスは超電磁ボールといった相手の動きを止める技、ダンバインはハイパーオーラ斬りが対空・対地を即座に撃ち分ける手段を持つが、ダンクーガにそういった手段は無い。 コマンドが難しいものがある スピリッツ技は基本的に波動拳コマンド等で出せるが、打撃系のコマンド等になると一般的なそれを近いものになるため、一気に難易度が上がる。 参戦作品やプレイアブルの問題 プレイアブル10機という数少ない参戦機体のうち、『Gガンダム』だけ3機参戦(シャイニング、マスター、デビル)しているアンバランスさ。参戦作品の中で当時最も支持を集めていた作品のため仕方ないとはいえ…。 加えて言うと、ストーリーの裏にスパロボ等と同様DG細胞を都合よく設定に利用しているからなのだが。 そもそもシャイニングが参戦しているのに石破天驚拳を搭載しているマスターやデビルガンダム最終形態搭乗のキョウジが出てくるという微妙に時系列のあっていない仕様。まるで小説版である(*6)。 仮にゴッドガンダムで登場した場合、ハイパーモード等の背中の背部のエネルギー発生装置による展開がモデリングに手間がかかる等の推測は出来る。 「レディーゴー!」などの掛け声も『Gガンダム』のストーリーテラーであるストーカーである。一応こちらは条件を満たすと林原めぐみ氏のものに変えられる。 一方でR-1とダンクーガ以外の機体BGMはOPのアレンジ曲だが、「FLYING IN THE SKY」等の主題歌は使われず、劇中曲で統一されたりと基準が謎。 総評 格闘ゲームとしては微妙な要素が多く、ヒーローロボット故のもっさり感もあり、対人ツールとしてもそれほど優秀とは言えない。 しかしキャラゲーとして破綻している部分は無く、自分の好きなロボットを自由に操れる快感は十分味わえる。 版権巨大ロボット同士の格闘ゲームというもの自体が珍しく、内容としても貴重である。 あくまでキャラゲーとして割り切ってガヤガヤと遊ぶタイプのゲームである。 その後の展開 『リアルロボッツファイナルアタック』(1998年1月8日) 本作同様に版権クロスオーバーによる巨大ロボット同士の対戦ゲーム。こちらは雰囲気としては『電脳戦機バーチャロン』に近い。『超機大戦SRX』も参戦している。 『スーパーヒーロー作戦』(1999年1月28日) 『超機大戦SRX』が参戦している版権クロスオーバーのRPG。本作の黒幕と同一人物と思しきキャラが登場し、本作のように時間移動機能を搭載したジュデッカをラスボスに与えた。 『スーパーロボット大戦α』(2000年4月25日) レビ・トーラーとジュデッカが本家SLGに初参戦。本作の「エアロゲイター」という単語もバルマー帝国軍に対する呼称として組み込まれている。 また、後述するCMで使用された楽曲「鋼の魂」がSRXの戦闘BGMとして採用された。以降の作品でもこれが定着し、今となっては「鋼の魂=SRXのテーマソング」という認識の方が一般的かもしれない。 『スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION』(2002年11月22日) 『α』の物語をパンプレストオリジナルだけに再構成したドラマCD『スーパーロボット大戦α ORIGINAL STORY』の設定を更に再構成したGBA作品で、『α』と同様に参戦している。 また本作の攻略本に掲載されていた小説「スーパーロボットスピリッツ プレストーリー」に登場したカイ・キタムラも参戦、小説の「L5戦役」の設定も組み込まれている。 『スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS』(2007年6月28日) 『OG1』と『OG2』を合わせたリメイク。ジュデッカの攻撃が本作を元にした演出になった。 余談 本作のCMは専用のアニメーションが製作された。作画監督は佐野浩敏氏(*7)が担当、CMで流れる主題歌は作曲が渡辺宙明氏で歌唱が水木一郎氏と影山ヒロノブ氏というかなり豪華なもの。 デジタル作画で過去作のロボット達の戦闘が見られる貴重な機会であった。スパロボOGではなく版権ロボ同士の対決が作画されている。 ボルテスV対ダイターン3、T-LINKナックルとシャイニングフィンガーを激突させるR-1とシャイニング、ダンクーガの断空剣を白刃取りするマスターガンダムなどかなり熱い構図が見られる。ちなみにアニメに登場していないダンバインとギャリアは対戦画面で僅かに出演している。 本作はスパロボのプロデューサーとして有名な寺田Pが本作も担当しているが、この10秒程度のアニメPVは寺田Pのあずかり知らぬところで話が進んでいたという。 「エアロゲイター」の名称は、『銀河漂流バイファム』の「アストロゲーター」が元ネタであることが『スーパーロボット大戦α攻略本 魂』で示唆されている。 本作発売時点では『ザブングル』のみスパロボ未参戦だったが、後に『α外伝』にてスパロボ参戦を成し遂げた。 2022年8月2日配信の「生スパロボチャンネル」では『新スーパーロボット大戦』実況時に提案された寺田Pと森住Pの2人による『スーパーロボットスピリッツ』実況プレイが実現。新スパに続いてストーリーモードを遊びつつツッコミを入れる内容となっている。ちなみに寺田Pの評価は「(シナリオの出来が)新スーパーとそんな変わんない…(*8)(*9)」、プレイヤーである森住Pは「意外と良く出来てる」とそれぞれ評価が分かれた。
https://w.atwiki.jp/k2727324602/pages/446.html
「スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL」の攻略・その他記録集です。 ネタバレ等については自重しておりませんのでご注意ください。 (画像:スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL) <リンク集> 公式ページ:http //www.suparobo.jp/srw_lineup/masoukishin/ Wikipedia:スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL スーパーロボット大戦Wiki:http //hiki.cre.jp/SRW/?SuperRobotWarsOGSagaMasoukishinTheLordOfElemental (攻略wiki)スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL 攻略wiki:http //masterwiki.net/masoukishin/ <作品概要> <◆基本情報> 関連ページ:スーパーロボット大戦 No No.51 発売日 2010年5月27日 ハード NDS 定価 6,090円 開発 ウィンキーソフト 販売 バンダイナムコゲームス 時系列前後 (No.50)無限のフロンティアEXCEED(No.51)★魔装機神OG THE LORD OF ELEMENTAL(No.52)スーパーロボット大戦L 魔装機神シリーズ (1-1)魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL(1-2)★魔装機神OG THE LORD OF ELEMENTAL(2)魔装機神OGⅡ REVELATION OF EVIL GOD OG&OGサーガシリーズ (1-1)スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION(2-1)スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2(1-2 2-2)スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS(3)スーパーロボット大戦OG外伝(4)第2次スーパーロボット対戦OG(関連)無限のフロンティア(関連)無限のフロンティアEXCEED(関連)★魔装機神OG THE LORD OF ELEMENTAL(関連)魔装機神OGⅡ REVELATION OF EVIL GOD <◆バンプレストオリジナル> ※★:SFC版魔装機神LOEには登場していなかった新キャラ・新メカニック 神聖ラングラン王国マサキ・アンドー / ランドール・ザン・ゼノサキス(声:緑川光) /シロ、クロ リューネ・ゾルダーク(声:日高奈留美) ウェンディ・ラスム・イクナート テュッティ・ノールバック(声:井上喜久子) /フレキ、ゲリ ホワン・ヤンロン(声:井上和彦) /ランシャオ リカルド・シルベイラ ミオ・サスガ(声:かないみか) /★ゴクー、★ハッカイ、★ゴジョー ゼオルート・ザン・ゼノサキス プレシア・ゼノサキス ゲンナジー・I・コズイレフ デメクサ・シーエ(※リメイク前はシーエ・デメクサ) サナン・ティアンプラサート シモーヌ・キュリアン アハマド・ハムディ マドック・マコーネル ファング・ザン・ビシアス レベッカ・ターナー(ベッキー) セニア・グラニア・ビルセイア フェイルロード・グラン・ビルセイア アルザール・グラン・ビルセイア カークス・ザン・ヴァルハレビア ザシュフォード・ザン・ヴァルハレビア魔装機神サイバスター:(風高・風)マサキ ヴァルシオーネR:リューネ 魔装機神ガッデス:(水高・水)テュッティ 魔装機神グランヴェール:(炎高・炎)ヤンロン 魔装機神ザムジード:(地高・大地)リカルド→ミオ ジャオーム:(風低・陽炎)マサキ→ゲンナジー ソルガディ:(風低・砂嵐)アハマド ギオラスト:(風低・竜巻)ゼオルート→ロドニー ディンフォース:(炎低・電光)ヤンロン→ティアン ジェイファー:(炎低・熱風)ファングorロザリー ガルガード:(炎高・雷)ザッシュ ファルク:(水低・氷)テュッティ→デメクサ ザイン:(水低・雪)シモーヌ ラストール:(水低・霧)ファングorジノ ノルス・レイ:(水低・泉)セニア ディアブロ:(地低・森)マドック→プレシア ラ・ウェンター:(地低・砂)ベッキー フェンター:(地低・岩)エリス シュテドニアス連合ラセツ・ノバステ カンツォート・ジョグ ルビッカ・ハッキネン グレイヴ・ゾラウシャルド:大統領 ロドニー・ジェスハ / ひょっとこ仮面 エリス・ラディウス ズヴァイク・ノボトニー(汎用)ダイオン:(風低・北風) (汎用)ギルドーラ:(水低・川) (汎用)バフォーム:(炎低・マグマ) (汎用)ゴリアテ:(地低・鉄) (汎用)ジンオウ:(炎高・炎) (汎用)トゥルーク:(水高・水) (汎用)超魔装機エウリード (汎用)★デュラクシール:グラフィック微調整 バイラヴァ<最終ボス機(1)>:(地高・大地)ラセツ専用 バゴニア連邦共和国ゼツ・ラアス・ブラギオ シュメル・ヒュール ジノ・バレンシア ロザリー・セルエ トーマス・プラット(汎用)アゲイド:(風低・かまいたち) (汎用)アゲイド+:(風高・風) (汎用)ギンシャス:(水低・湖) (汎用)ギンシャス+:(水高・水) (汎用)リブナニッカ:(炎低・不知火) (汎用)リブナニッカ+:(炎高・炎) (汎用)ベンディッド:(地低・山) ガッツォー:(地高・大地)ゼツ専用 シュウ一派(ヴォルクルス教団)シュウ・シラカワ / クリストフ・ゼオ・ヴォルクルス(声:子安武人) /チカ サフィーネ・グレイス / サフィーネ・ヴォルクルス モニカ・グラニア・ビルセイア テリウス・グラン・ビルセイアグランゾン:シュウ ネオ・グランゾン:シュウ ウィーゾル改:サフィーネ (汎用)デモンゴーレム (汎用)デモンゴーレム青 (汎用)デモンゴーレム金 (汎用)死霊装兵 (汎用)ヴォルクルス分身 ナグツァート:ルオゾール専用 真ナグツァート<最終ボス機(2)>:ルオゾール専用 その他ガスパ・アルバレツ テューディ・ラスム・イクナート(汎用)ルジャノール改 (汎用)グラフ・ドローン (汎用)機装兵 イスマイル<最終ボス機(3)>:(地聖・闇)テューディ専用 ゲスト出演★リュウセイ・ダテ★ゲシュペンストMkⅡ・タイプTT:「メモリアル・デイ」での回想シーンに登場。 <◆参戦バンプレスト作品> シリーズ 作品名 OGシリーズ初出要素 備考 オリジナル 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL 全般・本作の要素全体 原典(リメイク元) 超機大戦SRXシリーズ リュウセイがゲスト参戦 スパロボ(旧シリーズ) スーパーロボット大戦EX 一部本作のエピソードが含まれる(OGシリーズ本編ではまだ未採用) <ゲーム情報> 【全話一覧】魔装機神OGシナリオ一覧(まとめ中) <攻略記録・その他雑感> coming soon...
https://w.atwiki.jp/k2727324602/pages/277.html
※第3次αのロボット大図鑑は99%がMAX ソロシップ ガタマン・ザン ジグ・マック ガブロ・ザン ロッグ・マック ドロワ・ザン ガンガ・ルブ バイラル・ジン ザンザ・ルブ ダイターン3 ガルボ・ジック ダイファイター ギド・マック ダイタンク アディゴ アイアイ デッカ・バウ ニーベルゲン ゴンド・バウ デス・スパイダー ソロシップ 伝説巨神イデオン 全長400.0m 重量49000.0t ソロ星の第2発掘現場から発見された、第6文明人の遺産。 ブリッジ中央には、イデオンと同様イデオンのゲージがついている。 ソロ星がバッフ・クランに襲撃された際の避難場所となっていたが、そのまま宇宙を逃亡することになる。内蔵武器はなく、武器はソロ星脱出の際に積み込んだものである(主砲のみブラジラー基地から拝借したものとなっている)。 ソロシップを形成しているイデオナイトに封じ込められたイデの意思により、あらゆる装備のパワーが上下する。バリアに至っては、個人を守るためや、核爆弾の爆発を包み込むように発生したこともある。謎の流星の発生源でもあり、ついには地球とバッフ・クランの地球を滅ぼしてしまう。 ブリッジ後方には、ドームに覆われた林がある。ここでは鶏や牛などの家畜が放牧されていたり、クルーの食料が栽培されていたりする。また、長い間地中に埋まっていたにも関わらず、植物が青々と茂っているのもイデのなせる業である。 甲板は90度折れ曲がることが可能で、これにより、イデオンの着艦・整備や、狭い場所への着陸などに柔軟に対応できるようになっている。4つあるエンジンも回転が可能で、垂直離陸やホバリング、高速飛行などが可能になっている。なお、艦内の移動には、ムビオラという専用の乗り物を主に使用する。 バッフ・クランとの最終決戦で、ガンド・ロワの2射目とイデの発動により、消滅した。 当初はメイ○ラワと呼ばれる予定であった。 ジグ・マック 伝説巨神イデオン 全長90.0m 重量6230.0t ジルバル・ドクが開発した、バッフ・クラン軍の主力重機動メカ。 亜空間戦闘用のギラン・ドウ、局地戦闘用のドグ・マックを踏まえて開発された、初の汎用重機動メカである。また、前者2機が3脚タイプなのに対し、2脚タイプとなっている。 無骨な作りのクローは、アームアタックなどとしてイデオンの装甲をひしゃげさせるほどのパワーを持ち、人を掴むほどの精密動作も可能である。 重機動メカは、一般的にコックピットが脱出ポッドになっているが、ジグ・マックは脚部を切り離した後に胴体部分全てを脱出ポッドとする。 次第にパワーが上がっていったイデオンに対して戦果をあげられず、主力機の座を奪われる。番組中盤以降は、安定した性能と物量戦で戦う機体になっていった。しかし、イデオン以外に対しては十分な性能を誇っており、最後まで量産体制にあったことからも、その信頼性がうかがえる。 ブラジラーやアジアンで虐殺を繰り返したことで印象に残っているものも多い。 ロッグ・マック 伝説巨神イデオン 全長83.0m 重量―― ギャムス隊に配備されていた重機動メカ。 『双子の悪魔』ブフ兄弟らの部隊が使用し、フラッグ・スターで死闘を繰り広げた。 本体は球状の外殻に覆われており、この外殻には巡航ミサイルランチャーが装備されている。外殻を完全に閉じることで加粒子砲が使用できなくなるが、防御性能がその分アップする。なお、外部に脚部を収納することもできる。 頭部には脱出カプセルがついており、戦闘ポッドとして使用することもあったが、イデオン相手では役に立たなかった。 ガンガ・ルブ 伝説巨神イデオン 全長128.0m 重量7080.0t オーメ財団が開発していた重機動メカ。 初登場時はイデオンをスピードで圧倒し、パワーも互角であった。また、ビームバリアを装備しており、イデオ・デルタのグレン・キャノンをはじいてみせた。 武装も、腕にはクローと5連装パワードランチャー、機体前面には加粒子砲やミサイルランチャーとバランスがいい。 また、脱出ポッドには核爆弾が装備されており、ダラムがこれをイデオンに撃ち込んだり、ギジェがこれを持ち出したりすることもあった。 当時、正規軍では主流だったジグ・マックを超える性能を持っていたのだが、上昇し続けるイデオンの力の前には力不足となる。 後に軍に正式採用され、ガンガ・ルブ・ルブという名称で量産される。 ザンザ・ルブ 伝説巨神イデオン 全長156.6m 重量8661.9t 劇場版に登場した、バッフ・クラン軍の最新鋭重機動メカ。ガンガ・ルブの流れを組んでいる。 多くの重機動メカと同じく、コックピット部分は脱出カプセルになっている。高速加粒子砲や、アディゴを粉砕しつつも突撃できる装甲など、攻撃力、防御力ともに最高水準を保っているのだが、イデの力が上昇し続けているイデオンには歯が立たなかった。 ガンド・ロワの射線上から退避しようとするイデオンを怯ませ、とどめを刺す手助けをした事でも有名。テレビ版ではザンザ・ルグという名前で登場予定だった。 ガルボ・ジック 伝説巨神イデオン 全長124.0m 重量11000.0t 対イデオン用に開発された重機動メカ。思考回路破壊ビーム・ゲル結界発生器を装備している。 ソロシップでは、頭痛メカや頭痛重機動メカと呼ばれていた。 3体に分離することで、複数の敵にも対応できる。ゲル結界理論は有効だったものの、パイロットが死亡するまでに時間がかかるという弱点により、イデオンを倒すには至らなかった。 なお、より強力なゲル結界を装備した戦艦が後に開発される。 本編では、ハルルがダラムに贈ったものである。 ギド・マック 伝説巨神イデオン 全長137.0m 重量9230.0t ハンニバル・ゲンの部隊に配属されていた重機動メカ。4基のクローで敵を捕らえ、正対してのミサイル攻撃を得意とする。 また、他のギド・マックと合体することもでき、この形態をギド・マック・ドゥという(ゲームには登場せず)。本編では、合体・分離を繰り返しての攻撃で、イデオンを苦しめた。 アディゴ 伝説巨神イデオン 全長46.0m 重量3215.0t バッフ・クランの新たな主力となった機動メカ。 機体のほとんどを占める大型加粒子砲が特徴で、ソロシップのバリアが例え順調であっても、破られることがしばしばあった。発射口にはハーケンがついており、これを発射して敵機に取り付き、ゼロ距離で攻撃することもできる。 機動性も高く、ギジェすらその動きには翻弄された。イデオンのミサイル一斉発射を避けることからも、機動性のよさがうかがえる。 小型ゆえの生産性の高さで、最後までイデオンを苦しめた。 なお、大型加粒子砲発射口の下部に飛び出ているのがコックピットであり、一見とても危ない。 モエラやギジェの生命を奪ったことでも有名。 デッカ・バウ 伝説巨神イデオン 全長―― 重量―― バッフ・クラン軍の重爆撃機兼ミサイル要撃機。 主に大気圏内の戦闘や施設への攻撃を行う。施設への攻撃の際は、機体のほとんどを占めている機首のガダタイプ・ミサイル(本作品ではオミットされている)を使用する。本来これは対地ミサイルなのだが、イデオンに対しても使用していた。イデオン相手では力不足のため、すぐに別の新型戦闘機に出番を奪われてしまった。 なお、バッフ・クランの戦闘機及び重機動メカ、機動メカのほとんどは、単機での大気圏突入・離脱が可能である。 ゴンド・バウ 伝説巨神イデオン 全長―― 重量―― ギャムス隊に配備されていた、新鋭戦闘機。3連装のアンカーと特徴的なシルエットで、強烈な印象を与えた。 威力の高いミサイルと高い機動性、複数機でのアンカ-アタック(強電磁界による攻撃)でコスモ達を苦しめた。 高性能機ゆえ、イデオン相手に配備するのは割高なのか、その後も数えるほどしか登場しない。 ガタマン・ザン 伝説巨神イデオン 全長303.0m 重量―― バッフ・クラン軍の戦艦で、亜空間戦闘が得意な男、アバデデ・グリマテが指揮を執る艦。 苦戦するギジェ隊に重機動メカを運んでくる役割を担った。重機動メカを搭載できる戦艦の中で、もっとも搭載量が少ない。 アバデデの死後はギジェが艦長を務めたが、ハルルが前線に立つようになってから姿を消す。 同型艦は多数存在しているが、イデオンと戦うには戦力不足のため、以降は艦隊の中の一隻という描かれ方となる。 ガブロ・ザン 伝説巨神イデオン 全長630.0m 重量―― オーメ財団私設軍隊旗艦で、ダラムが指揮を執っている。宇宙軍の旗艦であるバイラル・ジンを除けば、バッフ・クランの戦艦の中では最大級の大きさを誇る。 バッフ・クランの戦艦はブリッジ部分を切り離せる場合が多いが、ガブロ・ザンは戦闘ブロック、亜空間用エンジンブロック、コンテナブロックと3つに切り離せ、目的に合わせて組み合わせられるのが特徴。 ソロシップ・キャラル連合軍との戦いで轟沈。 ドロワ・ザン 伝説巨神イデオン 全長477.0m 重量86000.0t バッフ・クラン宇宙軍総司令ドバの娘、ハルルの指揮する艦。 新型戦闘機や、主力重機動メカを多数積載しており、ソロシップやイデオンを苦しめた。 この部隊の攻撃で、最前線基地ブラジラーは壊滅し、植民星アジアンは滅亡寸前に至ってしまう。本国に帰る途中、ソロシップとランデブー現象を引き起こしてしまい、白兵戦に突入。その後の砲撃戦で撃破される。 後の指揮官も同型艦に乗っている場合が多い。 バイラル・ジン 伝説巨神イデオン 全長1500.0m 重量―― バッフ・クラン宇宙軍旗艦。 戦艦というよりは移動要塞に近く、最大長は1800mにも及ぶ。 極秘裏に建造されたもので、詳細は明らかになっていない。 多数の重機動メカ、機動メカ、戦闘機を搭載しており、継戦能力も他の艦の比ではない。また、あらゆる部分に砲台が設置されており、圧倒的な火力を誇る。 上下に指揮慣用ブリッジがあり、片方が失われても他方が指揮を執ることができるという特徴を持つ。イデオンガンで1/3を失った際も、そのまま戦闘を続行していた。 ダイターン3 無敵鋼人ダイターン3 全長120.0m 重量800.0t 火星で破嵐創造が開発した試作型メガボーグを創造の息子・万丈が奪取して改造を加えた戦闘用スーパーロボット。太陽光エネルギーを使用したパルス・イオン・エンジンを搭載し、装甲は特殊鋼Da製。可変機構を持ち、重戦闘機ダイファイターと重戦車ダイタンクに変形可能。さらに小型可変戦闘機マッハアタッカーを収容し、そのコクピットブロックが機体内を移動してそのままダイターン3の操縦席となる。また、その操縦は非常に簡単らしく、原作中でも、ギャリソン、ビューティ、レイカ、さらにトッポまでもが乗り込んでいる。巨体に関わらず抜群の運動性を誇り、原作中では人間並の軽快なアクションを披露する。さらに表情まで変わるが、自分の意志を持っているかどうかは定かではない。なお、ダイターンファンは防御用だけではなく武器としても使われ、時には敵が放射した毒の粉を必死にあおいで跳ね返したりしていたこともある。 ダイファイター 無敵鋼人ダイターン3 全長100.0m 重量800.0t ダイターン3が変形した重戦闘機形態。 主に長距離移動に使用され、万丈がペンダントをかざして、「ダイターン、カム、ヒアッ!」と叫べば、どこにいても水平線の彼方からやってくる。マッハアタッカーが収納される際の基本型でもある。 ダイタンク 無敵鋼人ダイターン3 全長80.0m 重量800.0t ダイターン3が変形した重戦車形態。 ダイターン3が活躍しにくいような地形や地中で使用される。シンプルな変形で完成し、キャタピラ部はスライド式で伸縮し、ダイターン3時は背中に収容される。 アイアイ 無敵鋼人ダイターン3 全長―― 重量―― メガノイドの宇宙戦用迎撃戦闘機。 重爆撃機ドアンや火星本部に多数配備されている。 第38話ではコマンダー候補生達が使用したほか、最終話ではコロス自らが操った。 メガノイドの宇宙戦闘機としては他にフラッシュファイターがある。 ニーベルゲン 無敵鋼人ダイターン3 全長―― 重量―― 第11話「伝説のニーベルゲン」に登場したコマンダー・ヘスラーが作った究極戦車。 第一砲塔の上にダイタンクが乗るほどの巨体である。 原作ではメカボーグ化したヘスラーは戦闘を優位に進めていたにかかわらず、ニーベルゲンが破壊されることをかばってダイターン3に敗れた。第34話に再登場した際には、車体下部からのジェット噴射で空を飛び、宇宙空間での戦闘もこなしていた。 デス・スパイダー 無敵鋼人ダイターン3 全長―― 重量―― 第20話「コロスは殺せない」に登場し、コロス自らが指揮をとったメカ。 口から光線を吐くほか、クモの巣状のバリアを張れる。 万丈を捕らえて異界へ引きずり込む作戦に使用された。 オプション情報大事典に戻る
https://w.atwiki.jp/srwbx/pages/50.html
4gamer 壽屋,「サイバスター」のフィギュアを2016年4月に発売。通常版と限定版の2種類 「スーパーロボット大戦BX」特別なDLCを獲得できるキャンペーンを実施 「スーパーロボット大戦BX」の主人公機はスーパーロボット「ファルセイバー」。オリジナルキャラクターを含む戦闘シーンのスクリーンショットが公開 「スーパーロボット大戦BX」,“原作楽曲ver.”として第2弾PVが公開。Web番組「第2回スパロボチャンネル」の期間限定公開もスタート 「スパロボチャンネル」の第2回が7月24日に配信。「スパロボBX」の最新映像も 「スーパーロボット大戦BX」の新たな戦闘シーン画像が公開。初回封入特典はFC版「第2次スーパーロボット大戦」のダウンロード番号などに決定 「スーパーロボット大戦BX」の最新情報満載のWeb番組が6月19日配信に ニンテンドー3DS専用ソフト「スーパーロボット大戦BX」が8月20日発売。「巨神ゴーグ」など新規参戦の5作品を含む,全16作品が登場 ファミ通.com スーパーロボット大戦BX タイトルページ 電撃オンライン スーパーロボット大戦BX タイトルページ
https://w.atwiki.jp/robotama/pages/19.html
ROBOT魂 かつてバンダイから発売されていた『MOBILE SUIT IN ACTION!!』や『IN ACTION!! OFFSHOOT』の流れを汲んだロボットアクションフィギュアシリーズ。 部位にあわせてABS・PVC・POMといった素材を使い分ける「IAO」ナイトメアフレームシリーズの流れを汲んでいることで造形・可動・重量感・耐久性・柔軟性を両立させており、製造段階においてもCADによる最新3D設計と原型師による手作業の修正を合わせて行っているのも特徴の一つとなっている。 現在ガンダムシリーズを初めとしたリアルロボット系作品を中心に展開されており、今後もバリエーションの広がりが期待される。 METAL ROBOT魂 ROBOT魂と超合金シリーズのスタッフがプロデュースするROBOT魂系列の新ブランド。 スーパーロボット超合金 超合金の新ブランドにして、バンダイが手がける新たなロボットアクションフィギュアシリーズ。 ROBOT魂並のコンパクトサイズとダイキャストによる重量感を両立しており、これまでの超合金にはないコレクション性を目指している。 「スーパーロボット」を銘打っている通り、こちらはスーパーロボット系をメインに展開しROBOT魂との住み分けが図られている。
https://w.atwiki.jp/h_session/pages/4774.html
【プロフィール】 名 前:銃竜(がんりゅう) 種 族:勇者ロボ 年 齢:0歳(精神年齢は20歳前後) 性 別:男性型 外 見:ミッドナイトブルーのキャノントレーラーから変形した人型 性 格:冷静1 タイプ:パイロット レベル:1 総CP:33 消費P:32 残CP:1 所持金:800 【能力値】 【操縦レベル:2LV】 :初期:現在:ボーナス:対応:成長:操縦:合計 体力 : 8: 8:( 2):近攻: : : 2 知力 :12:12:( 3):遠攻: : 1: 4 技量 :12:12:( 3):命中: : 1: 4 意思力:10:10:( 2):防御: : 1: 3 魅力 : 8: 8:( 2):回避: : : 2 【アビリティ】 名前 :効果 鋼の魂(0) :命中判定66時、命中確実化&ダメージ+1D6 スーパーロボット所持(5) :ほぉぉぉぉりゅぅぅぅぅじん!! 仲間(4) :サブパイロット:弾竜を取得 絢爛舞踏(10) :生身(合体前)でも戦える表現ということで。 【技能】 名前 :習得:LV:効果 援護 : A: 1: 【精神コマンド】 偵察(5/気力5消費/判定時/知力チェックに+3) 【所持品】 ピアシングガン(オートマチック相当品) 【戦いの理由】 正義と平和を守る(10) 【設定】 氷竜・風龍をベースにA=Zで独自に開発された勇者ロボ。 下士官として行動する事を想定されているため、冷静な性格で、広い視野で物事を見て慎重に判断を行なうよう設定されている。 だが、取り乱す事こそ滅多にないものの、正義感は強く、悪には敢然と立ち向かっていく。 反面、生真面目すぎて融通がきかない点も見受けられる。 【プロフィール】 名 前:弾竜(だんりゅう) 種 族:勇者ロボ 年 齢:0歳(精神年齢は20歳前後) 性 別:男性型 外 見:オリーブグリーンのミサイルトレーラーから変形した人型 性 格:熱血2 タイプ:パイロット レベル:1 総CP:32 消費P:32 残CP:0 所持金:100 【能力値】 【操縦レベル:2LV】 :初期:現在:ボーナス:対応:成長:操縦:合計 体力 :13:13:( 3):遠攻: : 1: 4 知力 : 8: 8:( 2):回避: : : 2 技量 :12:12:( 3):命中: : 1: 4 意思力: 8: 8:( 2):近攻: : : 2 魅力 :10:10:( 2):防御: : 1: 3 【アビリティ】 名前 :効果 鋼の魂(0) :命中判定66時、命中確実化&ダメージ+1D6 サブパイロット(0) :ほぉぉぉぉりゅぅぅぅぅじん!! 強気(4) :敵撃墜ごとに気力+1 闘争心(5) :気力+5で戦闘スタート 絢爛舞踏(10) :生身(合体前)でも戦える表現ということで。 ドジ(-2) :技能なし判定に-1 【技能】 名前 :習得:LV:効果 爆発物 : B: 1: 【精神コマンド】 激励(5/気力10消費/行動時/対象の気力+5) 鉄壁(5/気力5消費/開幕時/1[[ターン]]の間防御力+3) 【所持品】 エクスプローシブガン(オートマチック相当品) 【戦いの理由】 正義と平和を守る(10) 【設定】 炎竜・雷龍をベースにA=Zで独自に開発された勇者ロボ。 「自分は~であります!」という口調が表すように、努力と根性を重んじ、仲間を大切に思う体育会系気質。 細かい事を考えるより、目の前の敵を倒す、あるいは目の前の人を救う事を優先する。 元がミサイルトレーラーだけあって、爆発物に関して詳しいと言う一面も持つ。 スーパーロボット大戦TRPG ユニットシート 【プロフィール】 名 称:砲竜神(ほうりゅうじん) 外 見:右半身がネイビーブルー、左半身がオリーブグリーンになった超竜神。 右腕に戦車砲、右肩に旋回機銃、左腕にグレネードランチャー、左肩にミサイルの重武装。 総GP:140 タイプ:スーパー系 【能力値】 最大HP:15 最大EN:3 装 甲 :12 運動性 :11 【ユニット特性】 名前 :消費:効果 ロックオン : :開幕時に移動放棄宣言する事で、そのターンの命中+1 召喚 : :召喚と言うか合体。"その場ですぐに戦闘モードに移行できる"ってのは同じのはず。 専用機 : :他の人間には使いようがありません。 【近距離攻撃】 【基本攻撃力: 9】 名前 :命中:攻撃:オプション 格闘 :15:11:なし 【遠距離武装】 【基本攻撃力:13】 名前 :命中:攻撃:オプション パンツァーキャノン :15:17:なし ガトリングショット :15:14:P武装 ミサイルボム :16:17:精密攻撃 ショックグレネーダー :14:16:撹乱攻撃 一斉射撃 :19:21:コンビネーション(EN2消費で弾竜の命中・遠攻撃能力を追加) 【設定】 超竜神・撃龍神・天竜神の戦闘[[データ]]をフィードバックし、A=Zで独自に制作されたドッキングビークル勇者ロボ。 その重武装や、軍事迷彩色の塗装である事からも察せられるように、フレームこそ氷竜・炎竜・風龍・雷龍のものを流用しているが、 完全な戦闘用として制作されており、レスキュー活動等には不向き。 都市防衛戦闘と、主力スーパーロボットの援護を主な目的とした設計になっている。